歳をとると起こる、体への変化!!
セラピストの皆さん今日は加齢による肉体の変化についてです!
これを知ってると施術において注意すべきこと、予想が立つことが増えます!
見立てをする上で重要な項目なので是非お読み下さい。
⾻ 簡単にいうと もろくなるし、血を作る能力が弱くなる
⾻量の減少(特に閉経後の⼥性→⾻粗鬆症)・⾻強度の低下
造⾎機能の低下(⾎球(⾎液の成分に変化していくもの)は⾻髄で作られる)
⼥性ホルモンのエストロゲンは⾻吸収をゆるやかにして⾻からカルシウムが溶け出すのを制御する作⽤もあるが、閉経後は⼥性ホルモンの分泌が低下することで急激に⾻密度が低下してしまう。
男性でも⾻粗鬆症になりますが、⾻量がもともと多いのと、エストロゲンの分泌量が⼥性のように急激に変化することはないので、⼥性の⽅が⾻粗鬆症になりやすい。
他にも腸管の活動の低下によって、カルシウムの吸収が低下し、吸収を助けるビタミンDを作る働きが弱くなるので、相乗的に⾻密度の低下が起こる。
筋⾁ 簡単にいうと 硬くなって柔軟性が減る
筋の弾⼒・腱・靭帯の硬化筋萎縮
関節液の減少
滑膜の弾⼒性の低下
筋⾁・腱・靭帯が硬くなることによって、可動域も低下していきます、更にどんどん運動不⾜なっていくことも合間って、筋⼒が低下していく。
関節液と滑膜の弾⼒性の低下によって、関節の動きが悪くなる上に、クッションが減ってるため、関節炎になりやすくなってしまう。
脳神経系 簡単にいうと 反応が遅くなる
脳重量の減少・⼤脳萎縮神経細胞の減少
神経伝達物質の活性低下
循環器系 簡単にいうと 硬くなって、太くしたり細くしたりしにくくなる
⾎管の弾⼒性の低下→⾼⾎圧
左新壁の肥厚→⼼臓肥⼤・⾼⾎圧
最⼤⼼拍数の低下→運動耐⽤能⼒の低下
冠動脈(⼼臓に⾎液を供給する⾎管)硬化→狭⼼症(⼼筋の酸素⽋乏によって起こる)・⼼筋梗
塞(⼼筋が酸素不⾜になり壊死してしまう病気)
その他内臓系
肺 簡単にいうと 呼吸が浅くなる
弾⼒性の低下
肺細胞の減少
肺活量の低下、⾎中酸素濃度の低下、呼吸筋⼒の低下
消化器系 簡単にいうと 飲み込む力も消化力も動きも落ちる
咀嚼嚥下能⼒の低下
消化管の運動の低下→便秘
分泌の減少
腸の吸収⼒の低下
胃から⾷道への逆流が起こりやすくなる(逆流性⾷道炎)
腎泌尿器 簡単にいうと 機能とオシッコを止めておく筋肉も落ちる
腎臓の機能低下→夜間尿量の増加
括約筋⼒の低下
ざっくりとまとめてみてのこれだけの変化が⽼化によって引き起こされます。
お客様の⾼齢化に伴い、こういったことも頭の⽚隅置いておくだけでも、出来るこ
と、危ないことの判断材料となると思います。
特に⾻粗鬆症では指圧を⼊れただけでも折れてしまったという事故もありえます。
筋⾁の弾⼒性の低下。腱靭帯の硬化によってストレッチをかけたつもりが炎症を起こしてしまうことも考えられます。
セラピストとしてリスク管理も必要ですので、これからのことが身体に起こってると認識は必要です。
お客様の高齢化に伴い、病気や怪我が併発していることも考えられます。
ですので知識は武器になります!!
上気したのは最低限ですので、興味があれば勉強しましょう!
もっと学びたいと思う方は是非 はーてう までご来店ください!!
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