【2023年1本目】共栄堂(現室伏ワイナリー)、K19bAK、DD、七草がゆと合わせて
今日は1月7日。
七草がゆに合わせて、何か一本開けようと思った。
どれにしようか。
ソーヴィニヨン・ブランか、甲州か。
甲州にしようと思い、何があるかまさぐった。
出てきたのは山梨県甲州市牧丘の共栄堂(現室伏ワイナリー)、K19bAK-DD。
この謎の通し番号は、共栄堂(K)、秋前(before aki)リリースの2019年、橙(DD)という意味。
すなわち、共栄堂が、秋前にリリースする、2019年の甲州ぶどうをつかったオレンジワイン。
2015年まで四恩醸造にいた小林剛士さんのワイン。三養醸造にて。しばらく置いておきました。
七草がゆの葉っぱは、スーパーで大量に売っているセット。翌日はもう出ないので、実は昨日買っておいたら、しわしわになってた。
開けて、並べてみると、少ない。
スズナ、スズシロの実の部分を先にゆでて、その後葉っぱを塩少し入れて、ゆでる。
ゆであがったら、少し締めて、水を切って、刻む。
ものすごく嵩が減る。
結局、どれがどれだかわからなくなっちゃった。
古いごはんを、こんぶいれた水で、ふやかすように。塩をいれ、野菜を入れ。野菜もすこし塩の入った水でゆでてるから、まあ多少。
じゃあ、ちょっと味見。旨い。
色は、少し濃くなったかな。2019だからそんなもんか。でも寝かしたことで、果実味、酸味、渋みのバランスがよくなった気がする。
ヒネた香りなんてどこにもない。ジンジャー、和柑橘、グレープフルーツの穏やかな香り。
舌で転がす。紅茶、コンブチャ、柑橘の皮、グレープフルーツの白い部分、キノコのようなニュアンスもあって、褐変しつつもいい感じです。
QRコードを読み込むと、音楽が流れる「+music」ラベルでしたっけ。これが届いたとき、ちょうどコロナの最初期で、結構大騒ぎしていたなあ。
七草がゆとの相性は、悪くないです!
七草そのものは、結構ゆでてるので、強い青臭さはなく(草っぽいのはどうも…)、穏やかな塩味とカブの甘みにこのK19bAK-DDが調和しました。一緒に飲むと言うか、甘みが増す感じがする。
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