ドイツ、ラインガウ、グラフ フォン ショーンボルン、リースリング、カビネット トロッケン 2017
ドイツの伝統あるラインガウの造り手、シュロス ショーンボルン。そのスタンダードなライン。いつ買ったのか自分でも忘れている。先日、舌平目を作った時に、合わせてみた。レモンバターのソースに、このラインガウのリースリングの酸は負けていない。美味しかった。
しかし、もうちょっと時間を置いて試したら、カビネットだけれども、果実のほのかな甘味を感じられ、上品な旨さがあった。フランクフルトからヴュルツブルクの間を出張でうろつくことが今まであったため、フランケンはよく飲んだものだが、ラインガウはあまり知らなかった。
今回、ラインガウもののリースリングの豊かさの一片に触れたような気がして、もうちょっとドイツワインについても知りたいと思った。
どの国にも面倒くささと違いがあって、我慢できる面倒さはドイツが一番と思っている。気難しくて、融通がきかない感じはするが、議論が成り立つ。時間も守る人が多いし、自分を律する力が強い。滞在して、怖いこともあったけど、一番気楽に過ごせる国だった。
ベルリンとか、そっちの方はあまり行ったことはなく、中南部ばかりだけれども、もう少しドイツを旅してみたい。