「好き」を熱をもって語ることで、子どもによい影響を与えることができる
結婚式に向けて、美容室でカットをしてもらいました。
普段は1000円カットで済ませている私ですが、折角の友人の結婚式で、しかも友人代表スピーチを任されていましたので、結婚式前に美容室を予約し、清潔に見えるようにしてもらいました。
1000円カットでは、基本的におしゃべりはありません。ささっと切ってもらって約10分で終了です。誤解を恐れずに言えば、当たりはずれがあります。特に、前回切ってもらった方は不愛想で、カットも適当、本当に短くだけしてもらって終了という始末…
「1000円でも高いよ!」と心の中で不満爆発でした…!
ただ、1000円カットの業務形態が「早く、安く」でサイクルを上げて稼ぐとは当然分かっていますし、浮いたお金で他のことに使えるという私の考えとマッチしており、ウィンウィンではあったのです。
もし、カットの満足度を求めるならば、数千円支払って美容室へ行くべきなのです。今回は結婚式があったので、髪型をよくしたいという意識が強く、ちゃんとした美容室を予約することにしました。
そこでは、私の髪質や年齢、仕事柄まで考えてヘアスタイルを提案してくれました。安心して任せることができました。
「これが、プロか…!」
やはり、お金を支払うだけの価値があるなと感じます。また、話が面白く、自分の好きな事や身の上話まで面白おかしく話してくれます。
本当に好きなことを、エピソードを交えて語られると、影響されるんですよね!これってあるあるだと思います。
特に、自分自身に好きなものが無い場合は、羨ましいのか妬ましいのか(笑)ずっと心の中に残り続けるのです。そして、ふとした時に、急にやりたくなるのです。実際に、メルカリでキャンプ用品を探している自分がいます…!
先輩の先生にも、同じようなエピソードを聞いたことがあります。
「『ステーキを誕生日に食べることが、子どもの頃からの習慣なの。特に、あそこの店のステーキ屋さんは絶品!今度誕生日だから、絶対食べに行くんだ!』って子供たちに伝えたら、あるお母さんから『我が子が、絶対誕生日は○○のお店のステーキを食べるって聞かないんですよ!』て言われて、困っちゃった💦」
教師も、「好き」を熱をもって語ることで、子どもによい影響を与えることができるのです。これは、クラスの団結力を高めたり、信頼関係を深めたり、行事に向かう姿勢を高めたりする時にも役に立ちそうです。
ただし、その語りは、学校や授業、行事など、「語る対象」を教師自身が本気で好きだと思っており、本音であり、エピソードがふくまれており、熱を帯びたものであることが望ましいです。子供の心に火を灯し、自らやりたいという意欲を高めます。
語れる教師でありたいなと、美容師さんの話を聞きながら思いを新たにしました。よい発見をさせていただき、感謝です。
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。