特別支援学級担任になると、街の風景すべてが個に応じた配慮に見える?!
皆さんは、街の風景を見て
「これ、個に応じた配慮ができてるな~」
「構造化がよくできてるな~」
「視覚化だな!分かりやすいもん」
などの視点でみていますか?
私は、見ちゃうのです…!
職業病を言われればそれまでですが
日々、どのような手立てを取れば
子供たちがスムーズに活動できるか
模索している身にとっては
街の風景は、格好の教材です。
夏休みに入り、我が娘2人と
ラジオ体操へ行っています。
そこでは、構造化が図られているのです!
1~6と縦に書かれてあり、6列あります。
各列にマスが書かれています。
以下がそのマスです。
子供たちは、誰に説明されるわけでもなく
自分の学年の列の空いているマスに立ちます。
毎日、滞りなく進んでいます。
マスの外でラジオ体操をする子は
1人もいません。
マスを書くだけで
数字を書くだけで
子供は自分で考え、適切な行動を取ろうとします。
これは、まさに構造化の支援ではないのでしょうか。
「どこにいればいいの?」
と不安になる子供たちにとって
明確な立ち位置が示されていれば
安心してそこにいることができます。
私も、研修会がある時
自分の場所が決まっていた方が
安心します。
「どこに座ってもいいですよ」
という方が、かえって困ります。
じゃあ、どこに座ろう?となるからです。
必要な人にとっては
なくてはならない支援
そうでない人にとっては
あると便利な支援
と、考えるならば
必要な人にとってなくてはならない支援は
誰もが、あって便利な支援に
なるのではないでしょうか?
ぜひ、このマスの配置の支援は
本校でも実践していきたいと思います。
その他にも、日常のあらゆる場面で
特別支援教育のヒントが散りばめられています。
そこを逃さずにキャッチできるよう
大変ですが
特別支援教育担当としての眼を
常日頃持っておくことで
還元できるのではないのでしょうか。
今後も、街の中で個に応じた配慮を
キャッチしていきます!
皆さんも、見つけたら
ぜひコメントで教えてくださいね😄
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。