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音楽に支えられたり、頭をクリアにしてもらったりの話

Hibikilla さんのニューアルバム "Killer Tune" が’23/11/1に発売され、楽しみにしてたのもあり気楽な気持ちで毎日聴いてた。

それから10日程が過ぎた頃、息子の先輩が亡くなった。
息子の生きている重症心身障害児・者の世界は狭いので、小さい頃出会えばそこからずーっとお付き合いは続く。
彼女とも20年以上のお付き合い。
近しい人であるが故、言葉にならないショックだった。

残念ながらこういう経験は初めてではないが慣れるものでもない。
慣れたくもない。

喪に服すというのとは少し違って、仲間の感覚は「寄り添う」という感じ。
同じ立場の人間がポツリポツリと言葉を選ぶぐらいでただ寄り添う。

彼女のお別れ会が "Killer Tune"のリリパ日と重なった。
「そして人生が始まる」とは、皮肉なものだなぁとちらっと脳裏をかすめた。

でもやっぱり残された者は生きていかなくちゃいけない。
哀しかろうが寂しかろうが生きていかねば。
そんな気持ちで聴く 【そして人生が始まる】は沁みる。


接客業をしているからだと思うけど、仕事を終えて帰宅するまでの間に気持ちを切り替えないと変なテンションのままだったりする。

出来ればいつも変わらず凪のように穏やかに居たい。
仕事帰りにたまたまイヤホンから流れて来た”Yohaku&Sentence”を聴いて、頭の中がすーっとクリアになったのを感じた。

あら。
またHibikilla さんの音楽に支えられた。
この先も忘れられないアルバムになりそうだ。

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