音楽コミュニティについてⅡ
無料セミナーのあと、画面上で「けー先生」とおはなしすることになった。
バークリー音楽院を首席で卒業さている人に初めてお会いしたわけだ。
その大学は多くの優れた音楽家を輩出している学校で、私の尊敬するジャズピアニストのパイオニア「秋吉敏子」さんも学ばれた、由緒ある音楽大学。
母校も提携校だった時があったが、バブルのあおりで閉校となっている。
その当時は日本で短期のレッスンが受けられたり、
留学支援などがあった(確か…)ので、その大学については知っていた。
知り合いも数名、留学している。(その後どうなったかは定かではないが)
けー先生、
すごい経歴にしては、いたって普通(良い意味で)。
動画で観ていたので雰囲気はつかめてはいたが、
話してみても、私の苦手とする上から目線でもなく、
ラテン系の暑苦しさもないので一安心。
血縁関係ではないかと思うほど友人にそっくりで、
初めて会った気がしない。音楽関係者ということも共通している。
そんなことが理由で警戒心もゆるみ、コミュニティについてお話を伺う。
どういう内容なのか、どういう人たちが集まっているのか。
私のような中年は居るのか、等々。
なぜMMCに入りたいかと問われ、遠慮なく本音で答えた。
ー 作曲してYouTubeにあげたいんですよぉ…
すると、「合格です」のお言葉が。
え、これはテストだったのか?
コミュニティーには目的がない人は入れない、とのこと。
翌月からスタートすることになった。
あー、踏み出してしまった!
もうやらないかと思っていた音楽を、
またやってみようなんて。
新年の目標にもなかったはず、
そんなつもりじゃ…
いえいえ、どこかで気付いていたのだろう、
好きなことが何なのか、認めたのかもしれない。
やりたいんですよぉ、と言ってしまった以上
もうやるしかない。やるしかない。(スチュワーデス物語風)