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私の小説の書き方

私はたまに小説を書く。1000文字くらいから3000文字くらいの短いものだ。
一人称、雰囲気は少し暗め、前向きな終わり方。
そういった特徴がある。また、感情の動きを重視していると思う。

私は「こんな小説が書きたい」と思って小説を書き始める。こんなに当てはまるのは大体感情の名前か雰囲気だ。そのぼんやりとしたイメージからストーリーを連想して作る。
暗めな雰囲気が多いのはそういう雰囲気を私が好きだからだ。その雰囲気はしんどいというより憂鬱という言葉が似合うと思っている。痛さというより重さというか。

書き始めたらまず話の流れを思いつくまま書き出す。この時点で心の動きなども含め展開は確定する。タイトルもここで決まる事が多い。
一人称が多いのは私が書きやすいからだ。心の外の事を考えるより心の動きを考えるほうがサラサラと出来る。
ここが一番楽しいかも知れない。細かい事を考えないからだろうか。

展開が決まり本格的に書き始める。書いた展開に必要な描写を入れながら細かい所を補っていく。
添削はしないのでリアルタイムでぼんやりと確認する。
私はこの作業が一番好きだ。小説の雰囲気に浸りながら主人公の感情を細かく想像していく。
自分でない人間の感情を私が作る。なんだか万能感がある。
この作業が終われば完成だ。

タイトルは短いものが多い。端的な方がかっこいいと感じるのだ。
話の中で重要なワードか概念をタイトルにする事が多い。
大抵の場合、パッと思いついて決まる。

前向きな終わり方なのは安心するからだ。

読んでいただきありがとうございました。


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