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[人材育成]言うだけじゃ人は変わらない

言うだけなら簡単

人は言うだけじゃ変わらない。と言うよりも言うだけなら簡単だ。自分が分かってることを言語化するだけなんだから。ただ、言ったらできるか。はっきり言おう。できる訳がない。

習得するまでの過程を考えて

自分に置き換えてみればわかるはずだ。何回も反復して、試行錯誤して身体と頭で理解してやっと仕事ができるはず。一言で済ませるのはそうした過程を経ているからだ。

教育係はそこが分かってない。そう言う概念がない。今出来てるから。

教えるということは出来るまでの過程も考えないといけない。

言うだけじゃダメ。分からないとだめ。

「言ってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は育たじ」

ほんと、それ。ただ、何回も反復して教えないと分かるまでに至らない。

頭で理解して、実際に動けるようになってはじめて分かる。仕事ができる訳で、それには年単位の時間が必要だ。

「会社はそこまで待てない」って?

そんなこと言う上司や会社もいるだろう。その会社は一言二言で済ませられる程度の事業しかしてないのだろう。

どんな仕事もそんなんじゃないだろう? 弛まざる努力を積み重ねて仕事をして、業績を積み重ねているのだろう?

時間をかけて育てるつもりがなければ、人も育たない。

育つ側の身になって、企業や先輩は人を育てなきゃいけない。

人材育成に時間をかけられたことがない。

いきなり放り出されるか、「わたし3回までしか教えないから」とか、それでも何も教えない先輩達。人材確保が難しい時代になってきた。だからこそ、教わる側に立った指導方法を学ばないと、会社を支える人材が育つ前に離れていくだろう。

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