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宝の持ち腐れ

スマホのカメラを持て余している。

僕が持っているのは、iPhone12Pro。背面は3つものレンズがついている。一眼機能があったり、広角撮影ができたり、暗所での撮影が可能になったり、素晴らしいカメラだ。

2年に1度のペースでスマホを買い替えているが、毎回、カメラの進化に驚いている。何年か前に使っていたiPhoneとは比べ物にならないくらい、便利な機能が盛りだくさんだ。

今使っているiPhone12Proを買ったのも、店員にカメラ性能のゴリ押しされたからだ。

ただ、スマホのカメラで撮影することが、ほぼ無い。ネットサーフィン中に、メモとしてのスクリーンショットを撮るくらいだ。

まあまあの金額を払って買ったのに、勿体ない使い方をしている自覚がある。

全く写真を撮らない訳では無い。むしろ、写真を撮るのは大好きだ。ただ、撮影は全て、スマホではなく、ミラーレスカメラで撮っている。

ミラーレスカメラで撮影して、パソコンにデータを移し、現像作業をしないと気が済まない。

友達と遊んだ時、スマホでパッと撮影して、すぐにLINEで共有できるのは便利だし、送ってもらえると嬉しい。

僕はその日のうちに送ることはほぼ無い。家に帰って、パソコンの画面に向かい、思い出をなぞりながら、現像するのが楽しいのだ。そして、綺麗になった写真を、後日送る。旅行に行った時なんかは、アルバムやZINEにする。

スマホのカメラロールに残すのも、良いと思う。すぐに見れるし、即共有できる。でも、ひと手間かけるだけで思い出はより濃くなるし、紙に印刷することで、半永久的に残すことができる。

ここ最近はコロナ禍で、写真を撮る機会も減ってしまったが、また撮影の旅に出たい。

埃の被ったミラーレスカメラを久しぶりに手に取り、そう思ったのであった。

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