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自分から遠いものほど憧れやすい
隣の芝は青く見えるけど、それが隣とは限らない。
2025年1月9日になりました。
一度高い買い物をすると、しばらく全て安く見えますね。危ない。
久しぶりに普通のお店で新しい服を買った。そういう気分だったらしい。
アウターの重ね着が面倒になってきて、一枚で温かいものを求めていたところに、セールがのっかってきた。そりゃ気分も乗るだろう。
昔から、暗い色の服を着てこなかった。黒とかグレーとか。
上を着ても下を着ても、どうも暗い雰囲気になってしまって、似合わずに明色か有色に流れてきた。
着やすいと言われる黒色でも、似合わない私にとって、黒色の服が似合う人は憧れの対象なのだ。
綺麗めな服装が似合う人にも憧れる。
サテン生地系とか、オフィスカジュアルみたいなスタイリングとか。
いるんだ、周りには、似合う人が。そんな彼女を見ながら、いいなぁ〜と思う。
私は柔らかくて薄い質感ものは似合った試しがないので、そういうテイストが似合う人も憧れの対象である。
絶対自分の生活にはないだろうな、でもああいう世界観もかわいいよな
絶対自分が着ることはないんだろうな、でもこんな服似合う人は綺麗なんだろうな
絶対自分が買うことはないんだろうな、でもこういうの持ってる人ってかっこいいよな
って思いながら、お店に雑多に陳列されているモノたちを見る。
隣の芝は青く見えるし、遠くにある芝ほど鮮やかに元気そうに見える。
とはいえ別に自分の芝が薄汚れて見えるわけでもなく、その「隣の芝が青い」感覚を抱きながら、自分の芝の質感を見つめなおすのだ。
今回買ったのは白のアウターで、黒のものが着たくて散々試着して店員さんを付き合わせて散々迷った挙句、同じ形の白色のものを着たらそれがしっくりきて即決した。優しい3人の店員さんありがとう。
まだまだ私に黒色は着れないみたいだ。
でも、今まで白に振り切ることもあまりなかったので、新しい選択をしたということで2025年が始まりそうである。
雑貨を見たり、服屋さんに行ったり、小説を読んだりと自分のいろんな感覚を刺激してくれるものにたまに触れると楽しい。
昔からウィンドウショッピングが好きだった理由はそれなのかもしれない。
今日は概念上の双子の誕生日です。おめでとう。
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