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D.E.W&BRICs

ここ三週間ほど、「解体」論書シリーズの執筆に時を費やしていたため、時事分析に手がつけられなかったのだが、筆者の予想通り、

8月は実に「熱く」なっている様である。早速、この8月の暑熱を生き延びるために、今週の時事分析を始めるとしよう。

まず、取り上げねばならないのは、この報道であろう。
ハワイの山火事 過去100年で最悪の被害に - 2023年8月14日, Sputnik 日本 (sputniknews.jp)
ハワイ諸島の一つである、マウイ島で起こった火災は、その勢い留まる所を知らず、多くの同胞を焼き尽くした。犠牲者の方々に、哀悼の意を捧げる。一般的には、

この記事の様に、送電線が出火原因として見ていられる様である。けれども、それにしては不可解な点がある。第一に、
マウイ島火災、住民に警報は届いていたのか 「なんの知らせもないまま」避難した住民も - BBCニュース
マウイ島の警報システムが作動しなかったこと、第二に、火災当日という全く「良い」時機に、
マウイ島火災の死者数は過少申告されている――実際は少なくとも480人(複数の証言) | lyu1 dimension
学校が休みになり児童が犠牲となったこと、そして最後に、

この様に異常なまでに、これまでひっそりと鳴りを潜めていた「DEW(指向性エネルギー兵器)」という単語がインターネット空間を騒がせていること、等が不可解な点として挙げられる。
また、

カナダに於いても同様の「山火事」がおよそ1000ヶ所で起こっているという情報もある。

これらは全く「不可解」では無かろうか。
筆者としては、DEW、即ち、空からの何らかの電磁波による攻撃が、これらの火災を引き起こしているのだ、という仮説は否定できないと考える。世には、我々の知らぬことばかりである。ある程度の情報がある以上、頭ごなしにこれを否定をした所で、それは無知を「非存在」に置き換えているだけのことでしかないのだ。或いは、この様な情報もあった。

つまり、今回の被災地であるマウイ島が、スーパーシティ構想の対象であり、そのためにDEWを含む何らかの手段で焼かれたのではないか、という情報なのだが、この真偽の程は筆者には判定できないものの、同様の事件は、過去に存した。
カリフォルニアの山火事、「気候変動で加速」 科学者が警告 - BBCニュース
この記事の山火事はトランプ政権下に於いて起こったものであり、当時、ある筋では、とある鉄道のために、その鉄道計画に関する周辺を全て焼き払おうという目的でこの山火事は起こったのだ、とする意見があった。更に、そのためにDEWが使われたのだ、とも。以下の記事が、その鉄道計画である。
建設が進むカリフォルニア高速鉄道ネットワーク(概要編) (denshadex.com)
この様なことは、挙げれば切りがないのだが、どうも、このカリフォルニアの火災とマウイ島の火災は、多くの共通点を有している様に思われる。DEWが使用されたという「陰謀論」、ある計画が事前に設定されていること……けれども、真相は、我々には知られないことである。既にマウイ島には、かの悪名高い「FEMA」の一群が介入している様であるし、マウイ島のFEMAの長も辞任した。真実は、我々の手から遠ざかるばかりである。

是非とも、我々は、マウイ島の焼け跡がどの様に使われるのか、そして、マウイ島のFEMAの首長が一体誰になるのか、これらに注視して、この痛ましい事件を見ていかなければならない。

また、明日からは、恐らく歴史の転換点の一つとなるであろう

BRICsのサミットが開催される。事前情報では、BRICs統一の金本位制通貨の発行が議論されるらしいし、また、この動きと連動してかは分からないが

インドは一足先に「ペトロダラー」の支配から抜け出た様だ。他にも、所謂、「脱ドル」の動きは様々に報道されている。昨今、日本で我々を苦しめている異様な石油高も、これを背景としたものであろう。上の投稿にも記されているが、これは欧米一極支配から「公正な多極的世界秩序」への移行であると考えて良いだろう。ただし、注意しなければならないのは、この「多極的」換言すれば「多極化」の意味である。多極化とは、これまでの二つの世界大戦の様な、謂わば「大戦争による経済」から、小国や小集団同士の「紛争による経済」への移行を意味する語である。無論、我々はこれら二つの何方をも拒否するべきであるのだが、どうやら時代がBRICsを中心にして動きそうである今、この多極化に於いて生き残る道を、我々は探らねばならないだろう。しかし、BRICsで極めて重要な地位を占める中国に於いて

恒大集団が破産した様である。これを見ると、一極から多極へ、という事態の推移は、大変波乱万丈なものとなり、一筋縄ではいかないものであろうことが予想される。

以上、今回はDEWとBRICsを中心に時事分析を行った。兎も角、今年の夏は、この日本に於いても世界に於いても、災害続きで、非常に厳しい「熱さ」を、我々に齎している。そんな中でも、
致死率50~90%…「最悪の伝染病」ペストが中国とモンゴルで再び発生 | Share News Japan (sn-jp.com)
この記事には、肝を冷やす所だ。
こんな夏には、筆者が新しく著した「解体」論書の二冊を、空調の効いた涼しい部屋で嗜むと、良いだろう。


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巣尾黒曜
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