フレデリック アヴェッカー「コフレ マ プロヴァンス ダムール」の感想
またもや、付属の説明書がない。なんだか少し慣れてきた。というか、慣れないといけないのかもしれない。ひとまず、「最高のショコラ2024 & サロン・デュ・ショコラ・ガイド (別冊家庭画報)」の紹介ページを確認してみる。すると、8種類のうち4種類について説明がされている。以下、箇条書きでまとめる。
ここから更にもう少し調べてみようかとも思ったが、残りの4種類は、あえて分からないまま食べてみることにした。たまにはワザとそうしてみるのも良いだろう。
…とは言ったものの、いざ食べてみると、残りの4種類が何味なのか全く分からず「分からない」としか感想が書けなかった。まあ、これはこれでアリなのかもしれない。等身大の素直な感想だ。とはいえ、自分が食べた物のことはなるべく覚えておきたかったので、少し悔しい気持ちもある。
そこで、三越伊勢丹オンラインストアの商品紹介ページを見てみたところ、残りの4種類のうち、3種類だけは何味か分かった。なので、この3種類については、何味だったのかを「(※~~)」の形で書いておくことにした。
上段・左端
甘酸っぱい。そして、モフモフした食感だ。なんだろう、これは。モフモフしてる。(※最後まで何味か不明)
ラベンダーハチミツとのガナッシュとアプリコット
ラベンダーハチミツはパトリック・ロジェでも味わったが、少し違う味わいだ。採れた場所の違いだろうか?それとも香料を加えているのだろうか?アプリコットよりも、ラベンダーの香りをかなり感じる。
ラベンダー風味のフランボワーズのガナッシュ
上と同様、ラベンダーの香りがかなり強い。フランボワーズの酸味はそれほど強くない。あと、今気付いたが、ガナッシュがネッチリとした食感だ。
上段・右端
ネッチリとしてる。甘い。独特の香り。これは何だろう。判断ができない。だが、すごく美味しい。独特の甘さ。すごく美味しいのに、分からない。(※後から「桃とヴァーベナ風味」だと判明)
いちごのショコラサブレといちごのパートドフリュイ
サブレのサクサク、ザクザク感。パートドフリュイの食感も相まって、これがチョコレートであることを一瞬忘れそうになる。チョコというよりは一口スイーツ、ミルフィーユのような印象だ。
下段・左から2番目
甘酸っぱい。何だろう、分からない。爽やか。味わった事のある爽やかさだ。恐らく、絶対に味わったことあるのだが、名前が出てこない。あと、柑橘っぽい。(※後から「バジリコとレモン風味のガナッシュ」だと判明)
下段・左から3番目
こちらも味わったことのある味がする。だが、名前が出てこない。分からない。何度も味わった味のような気もするし、とても美味いのだが。(※後から「クリスマスティー風味のオレンジのガナッシュ」だと判明)
いちじくと花梨のコンポートプラリネ
タネのプチプチ感。いちじくか。少し独特のクセがあり、なんとも不思議な美味しさ。しかし、花梨はハチミツ漬けにしてシロップを作ったことがあるのだが、こんな香りだっただろうか?不思議に思い、食べ終えた後に伊勢丹オンラインストアの紹介ページをみると「イチジク&マルメロ」との記載があった。箱の原材料名欄にも「花梨」の文字はなく、「マルメロ」と記載されている。私の記憶のなかの花梨と異なる香りだったのは、恐らくマルメロだったからなのだろう、と理解した。
触れる機会のあまりない香りや組み合わせが多く、とても新鮮だった。またラベンダーなどの香りを強めに効かせている点も印象的で、かなりのこだわりが感じられた。何味か分からなかったのは少し悔しかったが、今思えば、これはこれで少し面白かった。さて…今回は、いつもよりかなり長くなってしまったので、この辺で。
<資料>
・最高のショコラ2024 & サロン・デュ・ショコラ・ガイド (別冊家庭画報)
・三越伊勢丹オンラインストア 商品紹介ページ
・箱の原材料名欄
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