ル ショコラ ドゥ アッシュ「琉球」の感想
なんだ、このチョコレートは。昨夜、No.1からNo.4まで順番に食べたのだが、衝撃。美味すぎる。これぞまさに掛け算の美学。
No.1「黒糖」
付属の説明書によると、ラム酒のガナッシュと黒糖フォンダンの2層。この黒糖フォンダンがあまりにも美味すぎる。ザリッとした心地よい歯ざわりに思わず笑顔がこぼれると同時に、殴りつけられるような美味さが一気に襲い掛かってくる。黒糖とラム酒、合わないワケがないのだ。黒糖が拳だとしたら、ラム酒はメリケンサック。食べた瞬間あまりの衝撃にビックリして、しばらく何も考えられず放心した。なんて強烈なご挨拶。思わず私もご満悦。
No.2「豆腐よう」
洋梨のガナッシュと豆腐ようのガナッシュの2層。豆腐よう(※食べた事がないのだが、説明書に書いてあった通りチーズのような味わいだった)の濃厚さと洋梨の爽やかさが掛け合わさることで、まるでレーズンのような、しかし到底比べ物にならないほどにフルーティで、奥深く、まろやかな味わい。ただ、先ほどの「黒糖」と比べれば、どこか奥ゆかしさも感じる。どこか追いかけたくなるような味。
No.3「琉球紅茶」
琉球紅茶のガナッシュ、メープルシュガーのフォンダン、マカダミアナッツジャンドゥーヤの3層。こちらも、フォンダンのザリッとした食感が楽しい。また、ジャンドゥーヤが入ってるだけあって、濃厚な滑らかさが印象に残った。官能的な味わいのミルクティーとでもいうべきか。癒しのひととき。
No.4「島胡椒ハイビスカス(ピパーチ&ハイビスカス)」
ハイビスカスのガナッシュ、ハイビスカスのパート・ド・ジュレ、島胡椒のガナッシュの3層。優しい甘酸っぱさと、穏やかな刺激が舌の上で爽やかに、華やかに、そして上品に広がる。素晴らしい。
本当に美味しかった。完成度が高すぎる。もうひと箱ほしい。
<資料>
・付属の説明書
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