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クラブハリエ「ボンボンジャポネ」の感想

クラブハリエのボンボンショコラを食べるのは2回目だ。前回どの箱を購入したかあまり覚えていないのだが、和の素材を用いたものが多かった。いわゆる「チョコレートらしい味」を想像して食べたところ、かなり面白い裏切り方をされたのをよく覚えている。今年は買う予定ではなかったのだが「あの面白さをもう一度体験したい」と思い、つい購入してしまった。

クラブハリエ「ボンボンジャポネ」


前回食べたときに最も印象に残ったのが、この柿だった(見た目は今と少し違っていたかもしれない)。正直、今回はこれを目当てに買ったといっても過言ではない。付属の説明書によると市田柿のペーストが使われており、柿特有のほんのりとしたザラつきと甘さが楽しめる。


中に二種類の栗クリームが入っている。外側のビターチョコが渋さを演出していて、とてもよく合う。

日向夏
日向夏の羊羹とパート・ド・フリュイの二層。とても爽やか。甘酸っぱい。これはもはや砂糖菓子だと思うのだが、美味しいので全く問題はない。

味噌
外側がビターなおかげで、内側の西京白味噌がとてもよく際立っている。ふくよかな甘みが口いっぱいに広がってたまらない。くせになる美味しさ。

きなこ
きなこをしっかり効かせているが、まろやかなホワイトチョコのおかげでクセが抑えられており、とても食べやすい。きなこのザラザラ感が少し感じられるのも良い。出会うべくして出会った、といっても良い組み合わせだろう。

煎茶
煎茶の香りがかなり効いてる。なんだかホッとする。食べ終えたあと、口の中にお茶の葉が残るのだが、この食感と苦みもこれまた面白い。


公式サイトや説明書に「和菓子×ショコラ」と記載されているが、まさにその通りだ。個人的には、チョコというより、新感覚の一口スイーツだと思う。それぐらい、遊び心に溢れている。


<資料>
・付属の説明書
・クラブハリエ公式サイト

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