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絵本「いのちをいただく」

自分と身近な人の違いを
目で見て知って
良さを感じる星占い。
《ママと家族の星のおはなし》
元保育士の西洋占星術師。
Iroko です。

我が家の子どもたちが通う小学校には、読み聞かせの時間といって、
月に数回、ボランティアのママさんたちが小学校の教室にお邪魔して
子どもたちに絵本を読む時間があります。

私も時々仕事の前に参加させていただくのですが、
昨日は息子(小3)のクラスで
「いのちをいただく」を
読んだそうです。

ザックリ言うと、
精肉店の女の子が大切に思っていた
牛のみいちゃんの命のお話。

「ママ、あのさ、今日、いのちをいただく、って本、読んでもらったんだ。読んでるお母さん途中で泣いちゃってさ.…。悲しい話だよね。あんな悲しいと思わなかったよ」
「そうね、みいちゃんが、ね.…。」
「そう、みいちゃんがね.…。」
スンっと鼻を啜った息子。
それ以上何か話すことはなく。しばらく静かに一点を見つめていました。

実のところ、私は本の内容を息子がどんな風に語るのか聞いてみたかったんです。
だからあえて
「みいちゃんが、ね.…」で余白を残して意識的に言葉を止めたのですが、

潤っていて心優しい水の星座を
たくさんたくさん持っている
人に寄り添う情感が豊かな息子は
この余白で、

絵本の登場人物や、
読んでくれたお母さん、
その時の自分の気持ちまで、
きっと
じっくりじっくり
味わったのでしょうね。

我が子を
私が育たから私の影響をうけて
変わっていく部分もあれば

我が子だからといって
同じ様に考えてるとも限らない(笑)

保育士をしていたので
そんなこと頭では分かっていても、
実際に違いをスッと
受け取れる訳じゃなかった。

この子と私はこんなに違うんだぁ!
面白い素敵な良さだなぁ!

を、星を学びながら、ぐんっと
受け取りやすくなりました。

以前なら、きっと、
ん?黙ったままでどうした?
どうした?どう思った?と
良かれと思って
私のペースで、
聞いちゃってたかも。

違いを知って愛おしむ。
そんな時間になりました。

いのちをいただく
みいちゃんがお肉になる日
原案: 坂本 義喜
作: 内田 美智子
絵: 魚戸おさむとゆかいななかまたち
出版社: 講談社

いのちをいただく

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