FF10から学んだこと ー人生論⑥ー
こんにちは😀
今回は私が好きなゲームのFF10から学んだことをお話しします。
あれは超神ゲーで、私史上最高傑作のゲームだと思っています。
「死が死を呼ぶ」という死の螺旋に抗って、人が生きることがどういうことかを真に理解させてくれるゲームです。
その中でたくさんのことを学び感動しました。今回はそんなキャラたちの発言を振り返ってみようと思います。
① アーロン 「これはお前の物語だ!」
これは今聞いても鳥肌が立ちます!
これから主人公を死の螺旋の世界に連れていき、その世界での喜怒哀楽・紆余曲折の物語を主人公に始めさせる言葉です。
なぜ主人公をその世界に連れて行こうとしたのかはネタバレになるので話しません。その「死の螺旋」と呼ばれる世界はFF10では「スピラ」と呼ばれています。そのスピラで主人公に何をさせ、何を感じさせ、どうやって問題を解決させようとしたのか。
アーロンさんを嫌々で主人公をスピラに連れていった災いを呼ぶ人間にも思えますが、彼には彼なりの事情があるんです。これが泣ける。
② リュック「思い出は優しいから甘えちゃダメなの!」
これは本当にそう思います。思い出に残るものは基本的にはいいことだらけのこと。でもそれは時には自分の現実を見ることを妨げるものになってしまいます。「昔は良かったなあ」と寂しさと古き良き日を思い出させてしまいます。
でも大事なのは、「今」であって、「未来」であって、解決すべき問題は過去に縋るだけではどうしようもない、と思います。
人は進化していくためにも、不要な思い出は捨てて、残ったもの、現実、未来と向き合っていく必要があると、感じさせる言葉だなと思います。
③ ユウナ 「はい!じゃあ笑顔の練習!」
この言葉は2周目をプレイすると凄い切ない言葉なんです。それはネタバレなので、プレイしてください。
この言葉の登場は、主人公がスピラにやってきて、スピラが抱える大きな問題を目の前にして実感した時に、落ち込んでいる主人公にかけた言葉です。
たとえどんな辛いことがあっても「笑える」というのは大事なことで、笑顔になるだけで、気持ちに余裕が生まれたり、嫌な気持ちを払拭する手掛かりになるんです。
人を幸せにするための一歩は、ここにあるなあ、と思っています。
④ ワッカ 「ユウナレスカ様と戦うってのか?冗談キツイぜ・・・。ここで逃げちゃあ・・・オレぁ、俺は許せねえよ。たとえ死んだってな!」
ワッカといえばこれですね。とんでもない相手からとんでもない事を言われ、そして敵にした時に、これ言ってくれたら、どれほど頼もしいものなのか・・・!
ワッカさんはかなりの保守的な人間ですが、彼が変わったなあ、って思える凄い言葉です。
俺も辛い現実があるけど、俺も逃げずに頑張ります!
⑤ キマリ 「なりたい者になれるのは なろうとした者だけだ」
全ての事情を知っているのに、全て黙っていた人間。ある意味、見殺しなタイプ。でも1人では解決できないとわかって、人を頼り、最高の守り人であり続ける事を誓った義理堅い人間。
本気で「こういう人になりたい!」と思うのは誰だってあります。でも実際は行動せずに、流れに流れて、いつの間にかなりたくない自分になってしまう、そんなことがあると思います。
自分の意思で自分の未来を築き上げるためになろうとなろうと本気で行動した人間こそ、逆流に流されず成長できると思います。何気に意味深い。
あとこいつ1人でスピラを救いたいと思って、いつかFF10縛りプレイをしたいと思う所存。
⑥ ティーダ 「青くてもいい、大人ぶってカッコつけてさ、言いたいことも言えないなんて絶対イヤだ!オレ…この青さはなくさない。」
ぶっちぎりの優勝。
全てを知った時、従来のやり方に大きな不満を抱え、新しいやり方を見つけようとするために、仲間に言ったセリフ。
世の中、流され流されと生きていくのは楽なことだと思いますし、それも幸せなんだと思います。
でも私は、ティーダの言葉と出会い、逆流でも立ち向かって、それが「青臭い」とか「ガキみたいなこと言うな」とかたくさんの非難の言葉を言われても、自分が決めたことには正直に立ち向かって、自分で自分の道を作り、勇気を持って世界と向き合いたい、と思うようになりました。
彼の言葉がこの地球という世界を変えてくれるといいなと思います。
⑦ アーロン 「さあどうする!今こそ決断する時だ 死んで楽になるか 生きて悲しみと戦うか!自分の心で感じたままに 物語を動かす時だ!」
マジでその通りだと思います。
もうね、俺も本当は生きるのが辛かった時がありました。でも死んで楽になることは選ばなかった。俺もやりたいことはあったし、変えたいものがあったし、自分の行動で何か変われるなら、だったら生きて悲しみと戦おうと思いました。
この言葉が自分の中で希望の言葉になりました。アーロンさんマジ感謝です。
この言葉の答えはどっちでもいいと思うんです。アーロンさんも無理強いはしていません。全ての真実を知った上でアクションの選択を求めています。
ティーダの言葉も合わせて、この言葉は捨てられないものです。
あれ?1人いない?と思いですが、気のせいです。
FF10というゲームは「生きること」を本気で考えさせてくれるゲームで、哲学がゴロゴロ転がっています。
Switchでもリマスター版が出ていますので、未プレイの方は是非やって欲しいゲームです。RPGの基本を教えてくれますので、初心者にもおすすめします!
飛空挺を手に入れたら、各地巡回はおすすめしませんw
ここまで読んでいただきありがとうございました。