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パワフルなので日帰りで福山に行ってきた

知り合いが福山に引っ越しをして、会いに行きますねーと言っていたんだけど、1日だけ空けられた日があって、弾丸の福山旅行を決意。
東京から福山は新幹線で3時間半、そこまで遠くないと思いつつ、滞在時間よりも移動時間の方がが長いんだよな…。

そうは言っても翌日は仕事なので、極端に朝が早かったり夜が遅かったりと負担のかかるスケジュールはやめようと思っていたので以下の行程。

8時半に東京発、12時に福山着。
帰りは17時半に福山発、21時に東京着。

疲れも溜まらず、なんとも充実した旅になりました。
楽しいことはほどほどがベストなのかもしれない。
写真とともに旅を振り返ってゆく。

朝、駅弁を買う。
朝ごはんと昼ごはんだから、と2つ買った。

上からシウマイ弁当、牛カルビ重、MacBookAir

3時間半の使い方は
30分間 朝ごはん
60分間 スマホゲーム
30分間 動画編集
30分間 昼ごはん

当たり前だけど、座ったままだからお腹すかないよね。
どちらの弁当もお米がぎっしりなので、こりゃ太るなあと後ろめたさを感じながら胃に押し込んだ。

とりあえずその方に会うことが目的だったので、到着してすぐ目的地に向かった。
15時にばいばいをして、あと2時間半。

福山はバラが有名だそうで、来年開催の世界バラ会議にむけて街全体がバラに包まれていた。
歩いているだけでも楽しい。

せっかくだから観光したいな、とGoogleマップで調べて気になっていた、福山駅の2つ隣の松永駅の「宮澤喜一記念館」に行った。

宮澤喜一記念館は松永はきもの資料館の中にある

土日もボランティアの方が受付をされていて、開館しているとのこと。
どこから来たんですか、と聞かれて
東京です、日帰りで帰るんです と答えたらおったまげていた。そりゃそうだよな。
すっかりキャッシュレス人間になっているので、入館料の小銭の用意がなく、一万円札でもいいですかと尋ねると奥から二、三人が出てきて対応してくださった。
申し訳ない。ただ、皆さん口々に東京から来たんだってよーと嬉しそうに話しかけてくださって心がホカホカした。

宮澤喜一記念館の展示以外は撮影OKとのこと
昔のはきもの
世界のはきもの
偉人のはきもの

展示室は宮澤喜一記念館を含めて9つあった。
盛りだくさんで日帰りの旅行には時間がたりなかった!
また来ますね、とボランティアの皆さんに誓った。

何もお土産になるものあげられないわ、と受付の皆さんが嘆いていらっしゃったけどこれはとても嬉しいお土産だった


福山駅に戻り、駅からすぐの福山城へ向かう。
夜はライトアップもしているらしい。

上る時間はないので見るだけ…


福山城公園の中は美術館や博物館がいろいろあった。この日はイベントも開催されていて、たくさんの人でにぎわっていた。

ゆるキャラに遭遇

公園内に文学館があるとのことで行ってみた。

句集買った

井伏鱒二をはじめとして、地元の偉人をわかりやすく紹介していた。
映像ブースではコンパクトに井伏鱒二の生涯をまとめた映像作品もあってとても良かった。
時間があればすべての映像作品を見たかった。

今回の企画展は詩と俳句の展示だった。
本人自筆の作品が飾られていて、字ってひとを表す重要な要素だなあと感じた。活字で読むよりも、作者を近くに感じられる気がする。

文学館はその場で看板を見つけて行ってみたけど、偶然の出会いこそ心に残るものになるなあと思う。
そのひとについて知っている企画展だと、80が120になるイメージなんだけど、あまり知らないもしくは初めて知ったひとの企画展は0が90になるイメージ。
このときに放出される好奇心のエネルギーで東京まで帰れるんじゃないかってくらい。

まあ、そんな大きな財産を得て、体力にも余力を残し、東京に帰りました。
反省をあげるとしたら、駅弁は1つでよかった!
そうすれば尾道ラーメン食べられたのに!

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