あまのばたー

埼玉県出身。かわいいもの(アイドル、動物)と強いもの(力士、重低音)が大好き。目玉焼き…

あまのばたー

埼玉県出身。かわいいもの(アイドル、動物)と強いもの(力士、重低音)が大好き。目玉焼きはケチャップ派。

最近の記事

すぐ泣くわたしがもう泣かないと決めたので無敵

心に余裕がなくて、理由もないのに涙がぽろぽろ出てきてしまった。 誰かと暮らしていると泣くことはとても良くない ことだ。 泣いたことで家の中の雰囲気は一気に悪くなって、泣いた自分を責めてわたしはまた泣いた。 「泣かないこと」は感受性豊かなわたしのひとつの感情を閉じ込めるようなもので、そう簡単に「泣かないこと」はできないと思っている。 だけど、ひとと暮らしていく以上、努力していかないといけないと思っている。 某Netflixの恋愛リアリティショーの感想がSNSで流れてきたけど

    • インド旅行中に読んだ本

      9月、人生初のインドに行ってきた 行き帰りの飛行機、そして列車移動の際に読もうとたくさんの本を持って行った 1冊目 素晴らしき世界 ANAの機内誌といえば、吉田修一。 かつては吉田修一の連載を読むのが飛行機旅の一番の楽しみだった、と言っても過言ではない。 せっかく飛行機に乗るなら旅のお供に吉田修一のエッセイを、と思い、持ってきた一冊。 旅が始まるわくわく感を高めてくれる。 すでに旅に出かけているのに、ああ旅に出たい!と思わせてくれる。 コロナ最盛期の執筆のため、今回の一冊

      • パワフルなので日帰りで福山に行ってきた

        知り合いが福山に引っ越しをして、会いに行きますねーと言っていたんだけど、1日だけ空けられた日があって、弾丸の福山旅行を決意。 東京から福山は新幹線で3時間半、そこまで遠くないと思いつつ、滞在時間よりも移動時間の方がが長いんだよな…。 そうは言っても翌日は仕事なので、極端に朝が早かったり夜が遅かったりと負担のかかるスケジュールはやめようと思っていたので以下の行程。 8時半に東京発、12時に福山着。 帰りは17時半に福山発、21時に東京着。 疲れも溜まらず、なんとも充実した

        • ホームパーティに行った日からあの味が忘れられなくて

          10月の土曜 すっかり秋になって昨晩はずいぶん涼しく感じられていたので、薄いコートを羽織って外出する。 が、しかし、この日は意外と暑かった。 家を出てすぐにコートを脱いで、片腕に掛けて駅に向かう。 秋って難しい。 午前はカルチャースクールで短歌講座。 この日提出した歌はインド旅行のときに詠んだ歌だった。 自分の祖母よりも年上の方々が参加しているスクールなので、わたしの歌は皆さんには理解されないことが多い。 しかし、インドの歌はその詠んだときのわたしの感情に想像が及ぶとの評

        すぐ泣くわたしがもう泣かないと決めたので無敵

          【名古屋散歩】名古屋城〜久屋大通〜栄

          七月場所が終わってしまった。 毎場所のことながら、千秋楽の翌日の寂しさは失恋に似ている。 楽しかった記憶を呼び起こして、もう少しだけ思い出に浸っていようと思う。 今年も現地(名古屋)に行くことができた。 建て替えに伴い、60年にわたって会場となっていたドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)での開催は今年が最後。 はるばるやってきたということで財布の紐も緩み、いつもはパンフレットしか買わないのにあれこれ売店で買ってしまった。3000円以上?お買い上げでもらえる缶バッチを4つ

          【名古屋散歩】名古屋城〜久屋大通〜栄

          #読書記録「音楽」

          慌ただしい日々。たくさんの愛を浴びても、心に残った小さな傷口の瘡蓋ばかりに目を向けてしまうのはなぜだろう。 気持ちが後ろ向きになったとき、助けてくれるのはやはり短歌であった。 日常の小さな悲しみ、喜び、輝きを掬い上げて生きていきたいと思う。 10000回きみが聴いたという曲の10001回目をきみと聴く ボンネットに猫が寝ていて絵になるが私有地だから口述のみで 外履きのバッシュに桜がついてくるすぐに着くから差してない傘

          #読書記録「音楽」

          【東京〜難波〜鳥羽】わたしの執筆旅

          キャリアアップのために受けようと思っている試験があるのだが、その試験に提出する論文がなかなか書き上がらない。受けても受けなくてもいい試験だし、今年受けても来年受けてもいいものだから、なかなか腰が重い。 あーやらなきゃーって言いながら六月が終わろうとしている。 そんなときにこれを見た。 執筆旅の冒頭で、蓮見さんが「新幹線の音って集中できる」「だから執筆のため、新幹線に乗るために旅行をしようと思う」と言っていた。 なるほど、それはいい。 六月の最終週の土日に旅行の予定があったの

          【東京〜難波〜鳥羽】わたしの執筆旅

          #読書記録「アスパラと潮騒」

          ホルモンバランスでやる気が起きない日々、これをわたしはイヤイヤ期と読んでいる。 短歌を詠むことも読むことも気が乗らず。 頭を空っぽにしたくて、何度目かわからない劇場版コナンを見て過ごしていた。 それもそれで幸せだったのだけど。 ちびりちびりと読み進めて、イヤイヤ期を乗り切る活力のひとつになった一冊。 生きていかなくちゃいけないから。 時に弱々しく、だけどできるだけ強い自分で居たいと思う。 毎月向き合って乗り越えて、毎月パワーアップした自分になれていると思う。 私たち寄り

          #読書記録「アスパラと潮騒」

          #読書記録「みじかい髪も長い髪も炎」

          最近は、短歌って何?って外国籍の友人に説明する機会が増えていて、好きなものを簡潔に言葉で表現する楽しさを感じている。 日に日に短歌が好きになる。 弟のしゃがみこむ道 野良猫に毎日ちがう名前をつける 忘れてはいけない人が増えてゆきアパートとなる胴体である 交番に用事があった顔のまま草木を連れて季節を渡る

          #読書記録「みじかい髪も長い髪も炎」

          失恋クッキー

          あなたにもらったクッキーを食べました。 ホワイトデーにもらったクッキー。 少しだけ賞味期限の切れたクッキー。 好きじゃなくなるのを待ってたら、賞味期限が過ぎてしまいました。 容器に入ったクッキーをひとつひとつ、手で摘んで取りだして、食べていく。 ひとつひとつ、思い出が消えていくようなさみしさ。 出会わなければよかったと思ったこともあったけど、そんなことはなかった。 誰かを好きになれるわたしになれたことが嬉しかったから、ありがとう。 最後にクッキーをくれてありがとう。 ク

          【舞台観劇】SHOCKの2000回記念公演に行けなかった話

          先週月曜はとてもとても楽しみな予定があった。 それは、帝国劇場に「Endless SHOCK」を見に行くという予定だった。 Endless SHOCKは、堂本光一主演のミュージカル作品で、2000年から全日程即日完売の最もチケット入手が困難な舞台とも言われている。 2020年のコロナ禍以降はスピンオフ作品として、本編の3年後を描く「Endless SHOCK -Eternal」が上映されている。 Eternalでは、3年後にそれぞれのキャストが語り手となり、当時の心境が語ら

          【舞台観劇】SHOCKの2000回記念公演に行けなかった話

          #読書記録「寒気氾濫」

          連休初日に読みました。 高崎線のボックスシートは旅行気分になれて少しわくわくした。 ALSで闘病中の著者。 山歩きが趣味だったが、いまは叶わないこと。 いまは屋内で過ごすことがほとんどだが、たまに外に出ると空の存在感に圧倒されるということ。 あとがきにそう記されていた。 視点が変わると気づきも増える。 自分を俯瞰して捉え、捉えた自分がとても楽しそう。そんな歌をわたしも詠みたいと思った。 【好きだった歌】 一のわれ浴場しつつ山を行く百のわれ千のわれを従え 家族ああ昨日と

          #読書記録「寒気氾濫」

          #読書記録「大空のコントラバス」

          書店には取り扱いがなく、出版社から取り寄せた。 手元に届くまで時間がかかればかかるほど、愛着が湧くものである。 会えない時間が愛を増す、とかつて好きだったアイドルも言っていた。 青森出身の歌人。 青森旅行をする予定があったので、 行きの新幹線でも読んで、読み終えたけど、帰りの新幹線でも読み返した。 青森の残り香を纏っているからか、帰りは行きよりも味わいが増した気がする。 序盤に雪の歌があってよかった。

          #読書記録「大空のコントラバス」

          【東京散歩】写真展を求めて表参道〜南青山〜六本木

          今年の目標のひとつ、月に一度は写真展に行くこと。今のところ、順調に進んでいる。 1月 El camino de Cuba(キューバの道)@ギャラリー冬青 関口照生さんの作品展。 海外はもう長らく行ってないし、行ったとしても語学力が乏しいのでコミュニケーションも図れないし、自分には到底撮れない写真。 そんなキューバの知らない街の知らない景色なのに、なんだか故郷を見ているような安堵感を覚えた。 スタッフさんがいろいろ解説してくれたのも嬉しかった。 2月 まんぷく図鑑@Jam

          【東京散歩】写真展を求めて表参道〜南青山〜六本木

          【舞台観劇】観劇前の腹ごしらえ

          3月は繁忙期だった割にはたくさん演劇を見に行けたと思う。 4作品見た。 「愛称⇆蔑称」@六行会ホール 「N/KOSMOS-コスモス」@シアターイースト 「けもののおとこ」@紀伊國屋ホール 「うねり」@ヒューリックホール 少し時間が経ってしまって、作品の感想を書けるほどに記憶がクリアではなくて、今日は観劇前のふとした出来事の話をしようと思う。 「けもののおとこ」を見た日は、公演前に新宿にあるサラダ専門店に行こうと決めていた。 しかし、電車が遅延してしまい、お店は会場

          【舞台観劇】観劇前の腹ごしらえ

          #読書記録「アシンメトリー」

          アシンメトリー―遠藤由季歌集 (かりん叢書) 食べ物の歌に心惹かれがちです。 芯のあるさみしさ寄りて来るときの硬き蹄に似たる足音 とちおとめ煮詰めて女にしてしまう朝ごとに塗るジャムの艶めき あおあおと夕闇は来て赤い服着たわたくしは燃えさしとなる 麻婆豆腐貪る君の傍らでライスは汚れやがて消え去る アヲハタのリンゴのジャムを塗りながら行くはずだった信濃を想う 卵卵卵卵卵卵卵卵卵卵値上がりをしてひとパック三百円

          #読書記録「アシンメトリー」