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2023年9月の記事一覧
職人はオノマトペを使いがち(80/100回)
職人はオノマトペで仕事を説明する。
※オノマトペとは雨が「ザーザー」降るとか、子供が「にこにこ」笑うなどの擬音語や擬態語のこと。
僕の溶接の師匠も指導の際に
「最後はチョンチョンやっ!」
とか
「そこは手を振ってガぁっっ!とやれ!」
と怒鳴ることが多かった。
新人の頃は、正直何を言っているのかわからなかったけど、恐ろしいもので、ある程度技術が身についてくると理解できるようになる。
7年目に入りました(78/100回)
今日は昼から工房で作業。
午前中は自宅で事務作業をしていることが多い。
工房にいないと遊んでいるように思われるけど、実際に手を動かして製作をしている時間と同じか、それ以上に事務作業の時間は多い。
昨日は一人工房の良いところを書いたけど、もちろん良いところばかりではない。
何かトラブルが起きれば全ての工程が止まるし、誰も変わりはいない。
どんどん仕事を進めないといけない時もあるけれど、二度手
一人工房の良いところ(78/100回)
一人工房は依頼者と製作者の距離が近い。
最初から最後まで全て一人でやるので、相手のことを考えながらものづくりができる。
工程ひとつひとつに責任を持つことができるし、全てにおいて自分の判断が下せるというのは、作り手として幸せなことでもある。
効率は悪いけど、身の丈にあったものづくりは性に合っている。
それに依頼に合わせて細かく対応ができるのも一人工房の良いところだ。
たくさんの人が働く工場で
いつか景観になる看板をつくりたい(76/100回)
職業柄、街を車で走っていると看板を目で追ってしまいます。
ロードサイドの看板はとても大きく目立ち、車の中からでもすぐにお店を見つけられてすごいなあといつも感心してしまいます。
それだけ視覚的に訴えてくる力が強いので、疲れている時は情報が多すぎる幹線道路よりも、静かな裏道を通ることもあります。
訴求力が強い看板は役目としては正しいのかもしれませんが、場合によっては暴力的だなあと感じてしまいます
金属製品のリメイクの仕事(74/100回)
たまに金属製品のリメイクの依頼がくる。
金属はとても丈夫な素材なので、メンテナンスをすればとても長く使える。
錆が出ていたとしても磨けばまだまだ使える。
今日は10年以上前にとある工房で作ってもらったという看板の、リメイク作業をした。
フレームは鉄で、板部分は銅と真鍮で組まれている。
蔦が巻き付いたような意匠のとても凝った作りの看板。
鉄部分は錆が浮いており、板部分も経年変化で真っ黒になって
足りないときはクリエイティブの出番(72/100回)
仕事がある時は実家で娘を見てもらう。
小学生にもなると体力が有り余っているけど、近場の公園はまだまだ暑くて出かけられない。
孫の運動不足を心配した祖母(僕の母)が色々な遊びを考えてくれて、迎えに行く頃には(2人で)汗だくになっている。
昔ながらの遊びも娘にとっては新鮮で、大声を出してはしゃぎ回る。
ゴム跳びや紙ふうせん、お手玉に糸電話。
満喫して疲れたようで、家に帰るなり放心した顔でYouT
オーダーメイドの愉しみと、納期について(64/100回)
看板の依頼を受けてから完成まで大体2ヶ月程度の納期をいただいている。
もちろん仕様によって前後するので、早いものでは1ヶ月、長くかかるもので3ヶ月かかるものもある。
製作の際は事前に納期をお伝えをするし、希望の納期があればできる限り間に合わせるように色々と工夫をして製作をしている。
色々なもののスピードが早い世の中で、これだけお待たせしてしまうことに心苦しさを感じてしまう。
それでも「楽しみに
100日連続投稿3ヶ月目(63/100回)
noteに100回連続投稿をはじめて2ヶ月が過ぎた。
どんなことでもやり始めはモチベーションも高く、やる気に溢れている。
だけど、そのうち慣れと共に飽きがきて、やがてやらなくなってしまう。
何かを始めることよりもそれを継続することの方が何倍も難しい。
今回のnote100回投稿は、文章を書くことを習慣化するために始めた。
工房でものを作るだけでなく、ものづくりをする中で伝えたいことやこだわっ
製品に使う塗料の話「その1」(61/100回)
サビを抑えたり、経年変化を緩やかにするために金属には塗装をする。
塗装をしたからといって完璧に錆が出なくなるわけでは無いけど、金属製品にとってはとても大切なものだ。
なので塗料には結構こだわっている。
といっても塗装のプロでは無いので、1番良さそうなものを選びとにかく丁寧にやっている。
2液型ウレタン塗料使っているのは車の車体を塗装する「2液型ウレタン塗料」というもの。
通常の塗料とは違い
9/9の日記(60/100回)
暑さが和らいできた。
工房には空調が無いので気候が良くなると、それだけ作業の効率も上がる。
遅れ気味の仕事をピッチをあげて進めていく。
この時期、昼間の残暑は厳しく汗ばむけど、陽が落ちると一気に涼しくなる。
ひんやりとした空気の中で後片付けをする時間が好きだ。
今日の晩御飯はなんだろうとワクワクするし、働くって良いなとしみじみしてしまう。
僕は事務の仕事も経験したけど、やっぱり体を動かして、
文字を読むのは愉しい時間(59/100回)
本を読むのが好きだ。
というより文字を読むのが好きだ。
することが無いときは無意識で文字を追ってしまう。
小説やエッセイ、ビジネス書までなんでも読むし、虫除けスプレーの説明書きまで文字があればつい読んでしまう。
特にリズム感の良い文章が好きだ。
内容の難しさもあるけれど、リズムが自分の好みでないと読んでいても頭に入ってこない。
数字やアルファベットが文中に出てくると気が散ってしまい、これもまた
職住一体という働き方(58/100回)
最近知ったのだけど「職住一体」という言葉がある。
文字の通り、住むところと働くところが一緒になっていて、自宅を会社にしたホームオフィスや、自宅ショップのような形を指すらしい。
僕はこの言葉を聞いて昔ながらの八百屋をイメージした。
1階が売り場で2階が家族の住居スペースになっていて、夫婦2人で切り盛りしているお店。
常連さんで成り立っていて、みんな店主や奥さんとおしゃべりをして買い物をする。
業務日記「OEMを請ける理由」(57/100回)
今日はOEMで依頼を頂いているアイアン家具の製作を行う。
サニーサイドスタジオでは看板や什器のオーダーメイドを主にしているけれど、要望があればOEMでアイアンパーツの製作も行っている。
ただ1人で製作をしているのであまり大量の製品は製作できない。
少量多品種の依頼に限るけど、できる限り請けている。
オリジナルの製品以外にもこうやって依頼を請けるのは、色々な経験ができて勉強になるからだ。
自
娘とマインクラフトで遊ぶ(56/100回)
小学生の娘がマインクラフトにハマっている。
いろんなお家を作ったり、身近な建物を再現したり。
憧れのお城を作ることもあれば、村人を1人残らず惨殺することもある。
大人もやってみるとその自由さに戸惑いながらも、奥の深さにどっぷりハマってしまう。
僕の子供の頃のゲームとは違って、自分でルールを作り遊ぶことができる。
なかなか良いゲームだなあと思う。
以前のnoteでも書いたのだけど、材木屋だった