【突然交通事故にあった長男の闘病日記】6月5日(日)　73日目： Argument

今日も一日いい天気だった。

夫は庭の芝刈り。
次男はジムへ。
私は坐骨神経痛で腰が痛く、重い物も持てないので長男を連れて買い物に出かけた。

ショッピングリストに書いてある物を調達するため、スーパーへ。

長男の大学病院でのメディカルレコードは全てオンラインで確認できる。
ERへ運ばれた日から退院まで、その後の通院履歴も全て詳細に残っている。

CT, MRI, 血液検査の結果、ドクターの note など、気になる日のデータを昨晩見てみた。

CT, MRI で長男の顔や脳の画像を見る勇気は私にはまだない。

いくつかのデータについて長男と話した。
今回の交通事故の原因となる部分だ。
それに関しては長男の責任のなさに起因している。

そのことを話し始めると
「何度も同じことを言わないで。もう、ずーっと同じことを言われてる。
わかってるよ。ボクが悪いのは」

同じことを何度も言われるのは私も同じく嫌になるだろう。

しかし、今回は生死をさ迷うほどの事故。
その上、多くの人に迷惑をかけている。

長男には
「次回、同じようなことが起こっても、私は一切面倒もみないから。
これが最後にして」
と言っている。

車の中で長男と二人になると、この話が始まり口論（argument）が始まる。

回復していく過程は嬉しいが、ふとした瞬間に色々考えてしまい、怒りがこみ上げてきてしまう。

夫にこのことを話すと
「きっと今回の事故は長男を変えるんじゃないか、と思う」

本当に長男は変わってくれるんだろうか？