【突然交通事故にあった長男の闘病日記】11月14日(月) 235日目:番外偏#1
今日の長男のシフトは朝11時から夜7時半まで。
行きは長男の運転で、帰りは夫。
今日は昨日ほど仕事の愚痴はなかったが、車の運転中に歩行者や他の車に対して怒っていたようだ。
夫が長男の運転中にそのアグレッションが続くようだったら、運転をさせないようにしようと思う、と言っていた。
私も納得だ。
何か起こっては遅い。
運転中は精神状態を保つのも重要だと思う。
長男の闘病と共に、私の持病もケアしないといけない。
今日は私の血液検査とultrasound(超音波健診)の予約日だった。
私は17歳の時にB型肝炎になった。
感染経路は不明。
家族の誰も感染者はなし。
異性からの感染もない、というかありえない。
輸血の経験もなし。
考えられるのは、集団予防接種。
もしくは献血時の注射針。
私達の時代は一本の注射器を使いまわしての予防接種が普通だった。
B型肝炎に感染したと分かったのは、年末に駅前で行った献血。
献血をすると、日本赤十字から血液検査の結果が送られてくる。
その結果に
「肝機能が悪いので検査するように」
みたいなことが書いてあったと思う。
この年末の献血前に行った献血は、学校での献血だった。
たしか献血車が学校に来ていた。
クラス毎に献血に行ける時間が決まっているので、授業を途中で抜けることが出来た。
先生公認の献血。
授業をとるか、献血をとるか。
もちろん私は献血を取った。
学校での献血の際に届いた血液検査の結果は問題なかった。
"学校での献血"から"年末駅前での献血"の間に感染したのかもしれない。
とにかく感染経路が不明だった。
日本赤十字からの手紙には、すぐに医者に診てもらうように、とのことだった。
両親と一緒に内科医に行く。
再度そこで詳細な血液検査をする。
その血液検査の結果は私の肝機能の値が恐ろしく高く、すぐに入院が必要ということだった。
入院当日に学校に行き、先生や学科主任、学年主任の先生達に会い、両親が説明をしてくれた。
先生達からすると元気そうな私がこれから入院?のような反応だった。
外見は問題なくても、肝臓は悲鳴を上げていた。
そして内科医指定の医師会病院に入院することになった。
番外編#2へ続く
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