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【突然交通事故にあった長男の闘病日記】5月28日(土) 65日目: Silver Nitrate
Silver Nitrate:硝酸銀
昨日の外来診察で、息子のお腹(胃ろうのPEGの横に切開された跡)と気管切開の跡の肉芽を診てもらった。
すると看護師さんが棒のような物でその肉芽を焼いているように見えた。
家に帰ってからネットで調べてみると、silver nitrate sticks(硝酸銀棒)というもので肉芽を焼いていたようだ。
今日、長男のガーゼ交換をする時にその肉芽の回りの皮膚の部分が灰色になっていた。
「PEGを外す時より、棒のような物でソレを焼かれた時の方がちょっと痛かった」
と長男。
化学的に肉芽を焼かれたようだ。
PEGが外れたので、長男は今日は2回もシャワーを浴びていた。
ただし、シャワーを浴びる前は必ずガーゼで覆っている箇所を防水用のテープで覆っている。
食欲も出てきているが、まだ口(顎)の麻痺が残っているので、ポロポロ食べ物をこぼしている。
ビートたけしは顔面麻痺を治すにあたって、鍼治療をしたと聞いた。
もしかして、長男の顎の麻痺も鍼治療で治るのだろうか?
それとも、今は回復の過程でそのうち麻痺も治るのだろうか?
長男が回復してくると、今度はもっと良くなって欲しいと欲が出てきている自分がいる。