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【突然交通事故にあった長男の闘病日記】6月1日(水) 69日目: 目と歯
午前9:30に眼科。
以前、リハビリ施設にいたときに、眼科医に長男の目をチェックしてもらった時に左目に白内障の症状がある、と診断された。
今日はもっと詳しく健診してもらった。
視力検査では、左目の視力が落ちていた。
外傷性白内障はあるが、今すぐに手術が必要なほどではないらしい。
しばらく様子見となった。
ただし、右目の瞼がちゃんと閉じられないので、目の神経を再度詳しく診る必要があるとのこと。
7月に眼科の再検診と、別の日に神経のチェックをする予約をとった。
午後からは大学のデンタルスクールへ。
デンタルスクールでは、学生が教授の指導の元にデンタルサービスを行っている。
いわゆる OJT(on the job training)。
アメリカで歯科医になるには、4年生大学を卒業(専攻は特に決まりはない)した後に、デンタルスクールいわゆる歯科大学院で4年間勉強する必要があるらしい。
デンタルスクールでは、1フロアに沢山(40くらい)のパーティションで区切られた場所で学生たちが多く患者のケアをしている。
長男担当のデンタルスクールの学生3人が、教授の監視の元に働いていた。
長男は左上前歯が3本、右下前歯が2本、今回の交通事故で無くなっている。
その無くなった歯をどのように作るか、が今回の課題のようなものだ。
前歯なのでインプラントはできない、というか、インプラントはコスメティックにあたるので保険の適用外になり、また、デンタルスクールではインプラントは対応しないとのこと。
ということで、ブリッジまたは入歯をつくることになるだろう、とのことだった。
今日は初診ということで、次回、長男の歯型をとることになった。
初診といっても3時間の長丁場。
レントゲンをとったり、歯の検査をしたり、また学生と教授が話し合ったり、で意外に時間を取った。
デンタルスクールの学生たちが話し合いながら患者にどのようなサービスやケアを提供するか、その様子を見ているこっちは”がんばれ!”という親心で見ている感じになる。
学生たちの授業の一環での歯科サービスなので、料金も通常の歯科医院よりは安く設定されるらしい。
計5本の歯が必要な長男にとっては有難いサービスだ。
明日は午後から形成外科医の診断だ。
医者通いはまだまだ続きそうだ。