【突然交通事故にあった長男の闘病日記】6月23日(木) 91日目: Physical therapy #15
事故から3か月。
今日の理学療法は午後12:30から。
私が長男を連れて行こうと思っていたのだが、トイレの掃除に夢中になっていてすっかり忘れていた。
あっ、と思た時には、すでに夫が長男を連れて出かけていた。
感謝だ。
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長男は大学病院の歯学部で抜けた歯の治療をしていた。
通常、歯の治療は dental insurance(歯科保険)でカバーされるのだが、今回の長男の歯の治療(交通事故での入れ歯とブリッジの治療)は適用外と言われた。
しかし、交通事故ということで歯の治療は health insurance(健康保険)からカバーされることになった。
残念なことに大学病院の歯学部では長男が加入している health insurance(健康保険)が使えないので、別の歯科医院を探すことになった。
大学病院では、入れ歯とブリッジに $4000~$5000 くらいかかるだろう、と言われていた。
夫が health insurance の会社に問い合わせて、健康保険が使える歯科医院を探してもらったところ、偶然にも私たちが通っている歯科医院がソレにあたっていた。
早速、来週の金曜日に長男の予約を入れる。
今回の交通事故での入院&通院でこれまでの医療費は $500,000 を超えている。
当初、夫とは
「$200,000 くらいじゃない?」
と話していたのだが、その倍以上だ。
$500,000、今日のレート $1=135.1円 で 67,550,000円。
家が1軒購入できそうな額だ。
長男が加入していた健康保険のプランは$5000までは自己負担で、それを超えた場合は保険会社が負担してくれる。
なので、高額な医療費の多くは保険会社が払ってくれる。
アメリカでは、26歳までは親の健康保険に加入できるのだが、26歳になるとそれができなくなる。
つまり自分で健康保険を購入することになる。
もし長男が健康保険に加入していなかったら、と思うとゾッとする。
事実
「ボクは健康だから別に健康保険に加入しなくってもいいかも」
と当初は長男も呑気なことを言っていた。
まさか事故でこんな目に合うとは思ってもみなかっただろう。
アメリカでは日本のように国民皆保険制度ではないし、医療費も高額だ。
本当に長男が健康保険に加入していてよかった。