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【突然交通事故にあった長男の闘病日記】11月20日(日) 241日目:番外偏#7

今日も長男は仕事だった。
Thanksgivingが近いのでお店も忙しいらしい。

行きは長男の運転で職場まで行き、夫が運転して家に戻って来た。
帰りは夜だったので私が長男をピックアップした。

行きの道中は
「長男がまた仕事の文句ばかり言ってるよ」
夫は家に戻りうんざり気味だった。

きっと職場が変わっても長男の愚痴や文句は永遠に続くだろう。
私もそうだった。


番外編#6からの続き

B型肝炎訴訟の給付金に関しては色々な弁護士事務所が対応している。
テレビCMで流れていたり、ネット広告で見たり。

どの弁護士事務所を通して和解金受け取りに参加すればいいのか?
自分なりにリサーチしたところ、実際にB型肝炎訴訟を担当した弁護団がノウハウを持っている、ということで「全国B型肝炎訴訟弁護団」に行きついた。

ここから私が住んでいた地元を管轄する全国B型肝炎訴 広島弁護団に連絡をした。

「海外に今在住しているけど、この和解金受け取りの対象になるか?」
とHPから問い合わせをしてみたところ
「対象になります」
とのことだった。

そこから私と担当弁護士さんとのメールのやり取りが始まった。

まずは必要な書類を集めないといけない。

こちらでかかっている病院のカルテ等が必要だったので、国立衛生研究所(NIH)に私の診察レコードを請求した。

また、17歳当時に通っていた内科医や入院していた医師会病院に行って当時の私のカルテが残っているか?確認が必要だった。
もう20年以上も前だ、もちろんカルテは破棄されていた。
これは、私が日本に帰省した時に行った。

他に私のB型肝炎が母子感染ではないという証拠が必要なため母親にも血液検査をお願いした。

母子手帳も必要だった。
古い私の母子手帳は母親が持っていてくれた。

日本に帰省した時に弁護士事務所に行き弁護士さんと面談し、必要な書類等を渡した。

弁護士さんからは提訴可能と言われていた。

しばらくすると
「提訴しました」
と連絡があった。

提訴から和解まで時間がかかるらしい。

と、途中
「追加資料が必要になりました」
と連絡。

即効で資料を集め、日本へ速達で送る。

海外に住んでいるので提訴するまでの準備に約二年。
弁護団が提訴してから一年二か月後 弁護士さんから和解が整うとの連絡があった。
私の和解額は1300万円だった。

番外編#8へ続く

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