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母性と父性のバランス
私たち一人ひとりの人間の中には、陰と陽が存在しています。
陰だけの人もいないし、陽だけの人もいない。
太陽だけの国もないし、月だけの国もないですよね。
むしろ、バランスを崩したときに、人間関係も物事も停滞してしまうのです。
でね、
子育てをするときに、夫婦揃って協力的に、育児ができる家庭ばかりではないですよね。
私自身の経験からも、関わってきた方々の背景からもそう感じています。
では、夫婦がいつも協力して育児ができなければ、子供はちゃんと育たないのか?と言うと、そんな事は無いと私は言い切っています。
なぜなら、ママ1人の中にも、パパ1人の中にも、
母性と父性の両方が存在しているからです。
1人親であっても、パートナーが非協力的であったとしても、
1人の親が、母性と父性の、両方の原理を使って子育てをすれば良いのです。
だから、たとえ1馬力で育児をしなければならない場合でも、悲観的になることに時間を奪われるのではなく、
自分で、母性と父性の両方をバランスよく発揮することに意識を使うほうが、よほど有意義です^^
じゃぁ母性って何?
父性って何って事ですけど、
母性とはザックリいうと「全てを包み込む働き」で、子供の全てを受け入れる温かさであり、優しさであり、苦しみや悲しみを真っ先に取り除いてあげたい、求めることを与えてあげたいと思う大きな愛情のこと。
父性とは、「断ち切る働き」
物事の善悪や、適格、不適格、社会の規律、秩序などを教えて、チャレンジさせて、自分の足で生きられることを促す強い愛情のことです。
このバランスは、本来、1人の人間の中にもあるんですよ。
ただ、私たち親自身も自分の育ちの中で、バランス悪く成人している場合も数多くあるんです。
よく考えると分かると思うんですが、母性も父性も、両方必要ですよね?
受け入れてあげられる優しさがなくても子供は心の休まる場所がない。
社会の規律や秩序を何も教わることなく、チャレンジもさせてもらえないまま成長しても、何もできない人間になってしまう。
だから、両輪を回すことがとっても大切なんです。
そして、私たち自身が、自分の中で欠けているほうを、育てていく事をしないと、子育てもままならないということに。
バランスってホントにめちゃくちゃ大切ですよね。