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World Vegan Day

ヴィーガンというと動物の為だけでなく環境の為であったり健康の為にという想いから始める人も多いのではないでしょうか。しかしヴィーガンという言葉を最初に作ったイギリスのヴィーガンソサエティにはヴィーがニズムの定義というものがあり、そこには「実践可能な範囲で動物を搾取することや動物を虐待することを排除する生き方」とあります。

この定義からも判るようにヴィーガニズムとは動物が幸せに生きる権利を個々の実践可能な範囲で守っていこうということなのだと私は理解しています。環境の為や健康の為などは後からそこに付随してくるものでありそれ自体はヴィーガニズムではないのです。

ヴィーガンをやめたという人が時々話題に上ったりしますがそういう人は最初からこの動物倫理の定義を理解していなかった人なのでしょう。動物倫理を理解している人がなぜまた動物搾取をしようと全く逆側へ方向転換できるのでしょうか。人々がこの最初の入り口を間違えた場合のみにこれは起こりえるでしょう。そういう人々は最初からヴィーガンでさえなかったのではないでしょうか。

「動物の搾取をしない」という選択は多くの動物たちを苦しみから救い、その結果、地球環境を守り、個人の健康を守り、人々の精神さえも安定させるのです。こんな素晴らしい生活をしない人が存在するのはまず「知識がない」または生活スタイルを変えたくないために「知ろうとしない」からではないでしょうか。

しかしこんなに情報にあふれる時代に自己都合で自分が口に入れるものや対価を支払う物の真実を知ろうとしないのは無責任ではないでしょうか。あなたが支払うそのお金で屠殺が行われている現実を考えたことはあるでしょうか。家畜の人道的な屠殺などこの世界には存在しません。感謝して食べれば許されるといつまで人間のエゴを動物たちに押し付けるのでしょうか。畜産動物は食べられるために此の世に生まれているといつまで勝手な都合の良い勘違いをし続けるのでしょうか。

11月1日は「World Vegan Day」です。一人でも多くの人が畜産動物たちの地獄を認識し動物の搾取をしない生き方を選び、畜産業が悪化させ続けている地球の環境問題を根本から理解し、また動物性食品が健康に及ぼす影響にも気付くことで愛する者を守れる社会が訪れることを心から願っています。

畜産動物たちの地獄を知らない人は以下のドキュメンタリーを見てまず畜産動物たちの悲惨な日常を知ってください。



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