私がYOGAを伝える上で大切にしていること。
今日は、私が主催しているヨガクラス
YOGA circle について
私自身が大切にしていることを
綴ってみたいと思います。
① 柔軟性は重要ではない
「ヨガ」と聞いて「私カラダが硬いから」と
抵抗感を感じられる方が多いのですが
最初から柔らかい人ってほとんどいないんです。
もちろん柔軟性はあった方がアーサナ(ポーズ)を
取りやすいですが
続けて行けば少しずつ可動域が広がって
出来なかったことができるようになってくるので
私は「自分のカラダの状態を知る・感じる」
ことを大切にして欲しいのです。
② 人と比べない
人の骨格や筋肉のつき方はそれぞれ違いますし
昨日と今日とでも変わります。
解剖学に沿った正しいアライメント(骨と骨格筋の配置)も重要ですが
意識を向ける方向を「外」ではなく「自分」に向け
自分の感覚とペースで楽しむこと。
③呼吸が大事
呼吸は普段無意識すぎてその大切さに
気づかないことが多いですが
意識と無意識をつなげる架け橋、
自我とこの世界を存在させている大いなる意識とを
繋げるものでもあります。
最初は動きと呼吸を連動させるところまで
意識が向かないかもしれませんが
それに気づいた時はアーサナを緩めたり
休んでもいいので、呼吸を深めてみる。
呼吸は、焦りや緊張からの解放や
今この瞬間、何の不足もない完全な状態であるという
安寧へといざなってくれるのです。
④ 瞑想で内なる静かな時間を持つこと
伝統的なヨガの経典による最終目的は
瞑想で自我(エゴ)を落とし
この世界を存在させている大いなる意識と一体となること
=悟り、至福、全ての苦しみから解放されること。
その境地にはなかなか簡単には至れません。
でもまずは
静かに座ること
思考と離れる時間を持つこと。
短い時間でもここから始めることなんです。
私たちは五感で外の世界を感じることができますが
現代はあまりにも一方的な情報に晒され
無意識にそれらの情報の影響を多大に受けています。
思考や感情を自分だと思っているかもしれませんが
情報に惑わされた不足感からくる想念であって
それは本当の自分ではないのです。
私のクラスでは、最後に瞑想の時間を10〜15分取ります。
ヨガで「動」のエネルギーを使うことで反作用として「静」のエネルギーに向かいやすくなります。
瞑想で思考から離れる時間をとって
本当の自分とは何なのか?
という問いや気づきを得ること。
瞑想は、自分を深く知るための叡智です。
最初は思考が溢れ出てしまうと思いますが
アーサナと共に瞑想もプラクティスが必要なのです。
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