シェア
mitsumi
2022年12月8日 16:57
テーブルの上の水がすっかり干からびてしまった斜めに挿し込む夕日は やけに オレンジ色で長く 長く 伸びる影を ただ そこで見つめながら小さく溜め息ついた君は確かに此処に居て 幸せそうに笑っていて戸惑いながらうつむいた私の手を握りしめてつい昨日のことのように よみがえる君からの手紙 今はすっかり日に焼けてしまった窓越しに見える街が やけに白々しくてとめども無く続く時間を ただ