mitsumi
曲になりそうだけど、ならない詞をまとめています。 曲つけたよー、大歓迎です。 でも、詞だけ持っていって、どこか見知らぬところで歌われていたら哀しいので、万が一曲をつけてくださった方は、私にも歌わせてもらえたら嬉しいです。 なので、ご一報ください。 よろしくお願いします。 ※なお、曲がついたものは、「#曲がついたもの」というタグをつけています。 ※音源を販売しています。手売りのほか、ご購入こちらから。→ https://mamex-records.stores.jp/
2017年12月に発売したmitsumi 2nd mini album 『昧爽color』に収録した楽曲の歌詞を掲載しています。
小さな頃から書き溜めていた詩を、まとめています。 サイト内「poem」ページを、ほんのちょっぴり校正しながらここに順次移行中。 http://sunnyday.natsu.gs/poem.php
雪融け直近の堤防 久し振りに並んで 歩いたんだ なのに文句ばかり言うキミ そんな言葉 聴きたいんじゃない 悩みや不安とか全て キミの笑顔見れば 吹き飛ぶけど どうしたもんか最近 少し遠くて 切なくなる キミの声が届かないところへ行こう ボクは屋根の上に昇って 空を見上げる そしてキミのことを想おう 絡まった糸ほどいて ホントウのこと 探そう yeah… that's my reality どこまでも 澄んだ青空 染みのような 白い雲がひとつ あれがなけりゃいいのにって
テーブルの上の水がすっかり干からびてしまった 斜めに挿し込む夕日は やけに オレンジ色で 長く 長く 伸びる影を ただ そこで見つめながら 小さく溜め息ついた 君は確かに此処に居て 幸せそうに笑っていて 戸惑いながらうつむいた私の手を握りしめて つい昨日のことのように よみがえる 君からの手紙 今はすっかり日に焼けてしまった 窓越しに見える街が やけに白々しくて とめども無く続く時間を ただ そこで眺めながら 小さく溜め息ついた 君は確かに此処に居て 幸せそうに笑ってい
たまごを茹でる あなたと食べる コーヒー淹れて あなたと分けて 寝癖のままで おはようのキス 朝日は今日も 静かに笑う 歪んで見えた ちいさな部屋で かけちがったこと はじめて気づく 当たり前のことは 当たり前じゃなくて 努力なしには 得られないこと テレビをつける 一緒に笑う ふとしたことで 喧嘩になって 背を向けて寝る 寝付けない夜 声を殺して 闇夜に溶ける あかりの消えた ちいさな部屋で 失った時 はじめて気づく 当たり前のことは 当たり前じゃなくて あなたがこん
あの日君とした約束は 今はもう思い出せないけれど 今日の晩御飯は何だろう? そんなことは考えてたと思う いつも君と見たあおぞらは 今もなおまぶたの裏にあって 明日の行方など 誰ひとり 考えちゃいなかった 多分 あれから何年も時は過ぎ 時々は忘れていたりする今を そんな頑なに責め立てて 強がって 生きなくていいよ 頑張ることで平衡を保つ君を 僕は痛いほどよく知っている 僕の分も幸せでいて 垂れ込めた空の上には青 いつだって 変わらない あの日君と語った夢は 今はもう叶え
小さな窓から 空を見上げる 灰色の空を踊る綿雪 言葉一つもかわされぬまま 時計の針は無情に廻り ゆらりゆらりと 待っている その時が来るのを 待っている 昨日届いた君の手紙は尖ったハサミそんな感じで 甘く優しい思い出話 そしてさよなら ふわり、ふわりと、落ちる綿雪 ふたりでつけた足跡消して 何もなかったように微笑み そしてさよなら 君の瞳に嘘などなくて 僕の瞳は宙をさまよう 幸せのおと 聞こえるのなら そこだけを見て 歩けばいいさ ひらりひらりと 帰るから 何くわぬ顔で
ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて どんなに想ってみてもわかりはしない だから今きみを想う 全力できみを想う きみの好きなことを想う ただそれだけ いつものように起きて「おはよう」は忘れずに 珈琲がおちてゆく パンが焼けたら食べよう 何ひとつ変わらぬ中で きみだけがぽっかり抜けて それでも僕はここに居て 日々を生きてる ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて どんなに想ってみても わかりはしない だけど今きみを思い みんながきみを想い きみの好き
夕暮れ色に溶けてただ僕は笑っていた このまま夜になって朝が来るのを待って そしたら何か違うものになってたらいいな、なんて しょうもないことばかり考えていたっけ… 朝焼け色に溶けてただ君は笑っていた このままここにいてただ空を見上げ そしたら雨は通り過ぎてしまったらいいな、なんて 風まかせなことばかり考えていたっけ きみのこえはきこえない ぼくのすがたはみえない 僕らはすれ違いばかりを繰り返す そっとわらってみたり そっとないてみたり 一つも分かち合えないまま繰り返す 夕
もし君の形が見えるなら そっと指でなぞって追いかける ずっとそばにいたいと願うなら ぎゅっと握ったその手を離さないこと 時にさまよって見失っても忘れないこと 不意に奏でて重なり合った音 嘘みたいな奇跡 教えて欲しいあなたを ここにいてもどこにいても名前を呼んで そしていつか手を取って 駆け出していこう…深い森で… もし君が何かがわかるなら きっとここに私はもういない ずっとそばにいたいと願うなら ちゃんとこの目凝らして離さないこと 時に戸惑ってうろたえたりしても忘れない
様々にゆれる 心の中に 様々な人の 想い出 無数 花びら占いは もう飽きた 日曜の昼下がりの 暇を持て余すように ―「いつ、また逢えるんだろうね?」 様々にゆれる 心の中に あなたとの想い出 沈んでいく
逢えない君の瞳は 今 何を映しているの 君の心は 機械よりも 複雑で ややこしいけど 君の瞳は 素直に輝いて 青さを増す 冬の海を見つめていた 僕は嘘つきさ だけど 明日の青空 探すように かなわない夢 いつも 手探りで 探してる 君に逢いたい…
離れすぎて ようやくわかる 草花の美しさ 空の青さ 海の広さ 子供だった日 いつかこの空を この海を 見せたかった 私をはぐくんだ さびれたこの町を
箱庭の空が 淋しげに微笑んだ 足の踏み場も無いくらい いる場所さえも無いくらい 人の歩みの交差点が 入り組み 絡まるくらい 箱庭の空が 淋しげに微笑んだ ビルとビルの隙間
目の前の 星に 届くまでに 千年 生まれ変わっても また 生まれ変わっても 貴方を愛したい 目の前の 星に 届くまでに 千年 いつか いつか その星が つかめるはず
思惑だらけの 街の空気に 気付いたときほど 虚しいときは無かった 人は 流されてくだけ ただ人は 灰色の瞳(め)をして
むっとするほどの暑さに この無理数は 気が狂うほど 僕には過酷な問題さ 炎天下の坂道の縁には ひまわりが咲いて あきれるほどの日光を 吸収している 難しい別離(もんだい) すべて僕に押し付けて 君はどこに行ったんだろう?
あの日見ていたのは 青さという幻 垣間見た 平凡という幸せに身を任せ 人並みという河に 流されていただけ この先は 見えない 何も 行き着く海など 無いはずなのに たゆまなく 流れつづける 何事も無く 流れつづける さよならを告げる それだけの間もなく 今は 人事のように 河の流れ 見つめている