撒き餌レンズ
撒き餌レンズというと、標準域の単焦点レンズで3万円程度というのが今の相場らしい。ボケ味はちょっと固いけど、ピントが合ったところはとてもシャープで綺麗に写るというのが各社のものをみても、共通しているところかなと思う。
フォトヨドバシで見てみても、各社の撒き餌レンズと呼ばれるものの写りに不満を感じるところはなさそうに見える。
実際に使ってみても、私が使ったものはRF50mmf1.8、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G、XF35mmF2 R WR(写りはXCと同じ)だが、どのレンズも(私にとっては)必要十分な写りだったし、軽快に撮れた。
値段も手頃だし、とりあえず写真を楽しむにはオススメできる。
小型軽量なので、持ち出すハードルも低いし、撮れば綺麗に写るし、写真を撮る楽しさを味わえる。今の私には丁度良いレンズと思える。
画質を追求したレンズの良さがあるのもわかるんだけど、写りの良さにも色々とあって、それらを追い求めてもキリがないってことも、ある程度は経験している。いわゆる画質の良さを求めると値段は高く、大きく重くなる。
オールドレンズを含めたレンズの味わいを求めると、楽しいだろうけどそれこそキリがない。ミニマリストにはあり得ない未来が見えてくる。
今持っている機材は、R6MarkⅡとRF50mmf1.8STM、RF28mmf2.8STMだけど、どの組み合わせでも800g程度で軽快な組み合わせと言える。適度に立体感もある。廉価なレンズだけど写りが悪いとは感じない。
小型軽量化を活かすならRPとかR8の方が合っているかもしれないなと思っている。そうすればレンズとカメラを合わせてもR6MarkⅡくらいの重さだし、よりコンパクトになるからね。
小型軽量化なら、APS-Cのほうがより小型になる。
EOS M6とEF-M22mmF2STMならEOS RPのボディと同じくらいの軽さになるし、より小型になる。さらに小型軽量を突き詰めるとスマホになるんだろうけど、iPhone15を使ってみた限りでは、積極的にスマホで撮ろうとは思えない。
撮らなくなってしまうと意味がないのでバランスが大事だな。
私のカメラとの付き合い方だと、APS-C~フルサイズのデジタルカメラと撒き餌レンズや小型レンズの組み合わせが居心地良いんだろうと感じる。