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夏だ!日能研「共通問題428」わが家が工夫したことを教えます(データ配布あり)
いよいよ中学受験生にとっては天王山と言われる夏休みがやってきますね。
今日は、日能研生の多くのお子さんが取り組むことになる算数問題集「共通問題428」について、わが家が工夫したことをご紹介したいと思います。
我が家が利用したチェックシート・難易度表もダウンロードできますので、ぜひ最後まで読んでください!
共通問題428とは?
日能研5年生以下の方・他塾の方にも分かるように簡単に説明しますと、「共通問題428」とは、日能研の6年夏期講習テキストの一部で、算数の基礎力を固めるために設計された問題集です。
それまでに習った、算数の基本問題が
・平面図形
・割合と文章題
・数の性質
・規則性
・立体図形
・速さ
・場合の数
・仕事算・ニュートン算
・論理と推理
・N進法
・作図
と単元ごとに掲載されています。
この「共通問題 428」は中学入試の算数の問題を厳選した問題集で、収録されている問題が大変素晴らしいのです。感覚的には受験算数の全論点のだいたい7割くらいが含まれています。
と言われるほど良くできているものらしく、夏休みをかけてこの428問を解きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721032930563-MfEIP4sw7u.jpg?width=1200)
ただ、これを30日程度で全問解くとなると、スケジュール管理がなかなか大変なのです。
子ども一人では進捗管理がしづらい。
そこで、親御さんのサポートが必要になります。
塾から言われたこと
7月の中旬頃に、算数の先生からはこのような指示がありました。
①専用のノートを作ること
②テキストが届いたらすぐに取りかかる
③夏期講習の期間中に小テストがあり、その中で範囲指定された問題が出るので、それをバロメータにして、進捗管理する。
あとは、428問の難易度がA〜Cで書かれている表をもらいました。
家で準備したこと
①テキスト分冊
「共通問題428」のためではありませんでしたが、わが家では夏期講習のテキストを科目毎に分冊しました。
日能研の夏期講習のテキストは4科目分が1冊となっているもの(厚さ約3.5cm)で、分厚すぎ!その日に授業のないものまで持ち歩く負担を避けるために分冊したのでした。
こちらの記事に詳しく書きました↓
②問題と解答をコピー→切り貼りし、1問ずつプリント化
「共通問題428」は大事な問題が集まっていることは事前にネット情報で耳にしていたので、間違えた問題・解けない問題はできるようになるまで繰り返すことが想定されました。
なので、問題の選択・丸付けをスムーズにできるよう、問題を表面に貼り、解答を裏面に貼りました。
用紙には「やった日付」・「できたどうかどうかのチェック欄」も入れました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721043970722-yn8NU7RERt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721044080895-bOpUsSUaja.jpg?width=1200)
③シールを貼って達成感を味わう
幼め男子の息子には毎日コツコツ解き続けるのは、モチベーションを維持するのが大変でした。
そこで、少しでも達成感を感じられたら・・と思って取り入れたのがシールを貼ることでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1721044473508-9RRpc0wXGi.jpg?width=1200)
できた問題に青、ちょっと時間がかかった・ヒントが必要だったのは黄、歯
が立たなかったのは赤のシールを貼っていきました。色を変えたことで、後半になるにつれ苦手が増えている様子が一目瞭然ですね。
本人のモチベーション的には「まぁ、無いよりは少しだけ励みになったかな?」程度に役立ちました。
④これからやる問題・できた問題・もう一度やる問題を箱に分けて入れる
いちど解いて「できた問題」と「できなかった問題」をファイルボックスに分けて入れおきました。
少しでも「何が出るかな〜」というワクワク感を持たせようと、2周目は「もう一度やる問題」ボックスからランダムに抜き、解くことをしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721046555986-0jC5BCNByo.jpg?width=1200)
長い夏休み、少しでも工夫をして乗り切る
飽きっぽいし、ちょっとでも手間がかかると「面倒くさい」と言い出す息子のために、少しでもワクワク感の出るようにゲーム性を持たせたり、達成感を得られるような工夫をしたり、手間を省く準備をしました。
これがどこまで成績に関与したのかはわかりませんが、子どもが解いている横で、プリントを用意したり、時には一緒に問題を解いてみたり、同じテーブルを囲んで過ごしたあの夏はいい思い出です。
私が6年生の夏を乗り切るのにいちばん大切だと思うのは、お母さんが疲弊しないこと。
もしこの作業をすることでお母さんが「ここまでやってあげたのに!なんでうち子は…」という気持ちになるのでしたら、オススメしません。
「少しでも子どもが楽に、楽しくできるのならば」・・と思われて一工夫をすることは、きっとこの先の半年を過ごす親子の土台作りにも一役買ってくれると思います。
親子ともに疲弊しないように、毎日淡々と続く家勉強→塾の繰り返しの夏休みを上手に乗り切っていただければと思います。
頑張って!受験生とそのお母さん!!
応援しています!
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プレゼント
わが家が使ったテンプレートをプレゼントいたします。
プリントアウトしてご利用ください。
1.難易度つきチェック表
(2021年夏期講習の「共通問題428」難易度になります。ご利用になる年度と問題・難易度が異なる可能性がありますので、確認の上ご利用ください。)
2.プリント化台紙
3.チェック表(シール台紙)
シールを貼るのに利用する場合は、A3サイズでプリントアウトをオススメします。
その他にも中学受験のわが家の体験談を書いています。
\この記事を書いたのは/
大切なものを大切に
ライフコーチ しいはしさくら
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