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人の前でしゃべる時に緊張しちゃう時は自分に意識がいっちゃってるのかもしれない。
今日は、わたしが講師を務める「子育てコーチング講座」の準備をして過ごしました。
講座の前に、改めて資料を確認したり、台本を読み直したりします。
この作業は、好きなんです。
受講生さんとどんな話ができるかなーとか、
今回はどんなネタを盛り込もうかなーとか考えると楽しくなってくるんですよね。
でも、講師とか言っちゃってますが、
私はもともと、人前でしゃべるのがとても苦手なんです。
子どもの学校の保護者会で、年度始めなんかにやらされる自己紹介が
大嫌いで、保護者会の前は緊張でお腹を壊しちゃうくらい憂鬱でした。
コーチングを学び始めると、受講生として毎回必ず自己紹介させられるので、そこでだいぶ慣れましたが、それでも、しどろもどろで、
何が言いたいのか聞いている人はわからなかったと思います。
だから、講座の準備はノリノリでできても、いざ講座の始まる直前は
ドキドキなんです。
ですが、こないだ、韓国の作家さんであるペク・セヒさんの講演を聞く機会があり、こんな話を聞いたんです。
↓ペク・セヒさんの本。
人前でしゃべる時、
「自分がどう見えるか?」
「どう評価されているか?」と
自分にしか意識がいっていなかった時は、緊張でうまく話せなかった。
でも相手に意識を向けて、
「この人がここに参加したのはどういう目的があるんだろう?」
「何を得て帰りたいんだろう?」
「私はどんなものを与えられるんだろう?」と
参加者の個人の事情に関心を持つようにしたら、
自分への意識が薄れ、うまく話せるようになった。
それを聞いて振り返ってみると、自分のことにしか意識がいっていないから緊張しているんだ!と、ハッとさせられました。
「話し上手な人に見られたい」
「いい話をする人だと思われたい」
「講師としてしっかり伝わるように話さなきゃ」
って。
でも自分を他の人の話を聞く立場に置き換えてみると、
そんなことはどうでもよくて、
(もちろん、講座の内容はちゃんとお伝えするのは大前提だけど)
うまくなくても誠実に話そうとしてくれていたり、
参加者である自分のことを見て話そうとしてくれたり、
楽しそうに話をしてくれていた方がずっとうれしいし、ありがたいなと。
だったら多少、講座でしゃべりがモタモタしたって
それで「だめだこりゃ」って思われたっていいじゃん、
っていうか思われないんじゃない?
って気が楽になりました。
そんなことを考えてながら講座の準備をしていたら、
ますます受講生の方とお話できるのが楽しみになったし、
講座の準備もいい感じですすめることができました。
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自分じゃなくて相手に意識を!
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これでちょっとは緊張せずに楽しんで話すことができそうです。
私もやってみるので、緊張しちゃう人はやってみてくださーい。
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