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経営者夫も褒める
アメリカに住んでいると本当によく、親や先生が日常的に子供を褒めている場面に出くわす。
Good listening!
Good boy!
話を聞いてるだけで褒めてくれるなんて、子供時代にそんな待遇を受けていなかった私からするととっても羨ましい。
こんな日常があるならば子供も満たされた気持ちになるだろうし自分を肯定し自信を持ち、突き進む原動力を得ていることに違いない。それこそがアメリカの強さとも言うのだが。
経営者の人たちのYoutubeやインタビュー動画などを見ているとよくこんな場面に遭遇する。
「こう見えてネガティブなんですよ」
「落ち込んでばかりでどうしようもない」
ネガティブで経営なんてできるのだろうか?と思うけれど夫も例外ではない。
とても気にする人だし繊細だし、色々と悩んで責任感が強くて落ち込むことが多い。これは一方でビジネスにおいては強みだったりするわけだが今日はその話は置いておくことにしよう。
そんな落ち込む夫を見ては、私の役割は「励ますこと」
ついつい引っ張られて私まで落ち込んだりするけれども、
「あなたなら大丈夫」「絶対に成功する」と言い続けることが私の役目だと思っている。
それは私にとっても労力のいることだし時に「なんで私が・・」と思うことだってある。けれど夫も子供と同じように褒めて自信を持たせてモチベーションを上げることが仕事の実績に直結したりする。こういうちょっとしたことが昔でいう「アゲマン」の秘訣なのかもしれない。
週末落ち込み続けて無口だった夫は、月曜日の朝にはケロッとしていた。「この週末はなんだったのか・・」と思わせる変わりぶりにこちらが困惑したりする。私の時間も返してほしい。
ただそうも言ってはいられない。経営者は前に走り続けないといけないし妻も一緒に立ち止まってはいられない。進むしかないのだ。