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陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/09
1月9日の誕生花は「ノースポール」、その花言葉(日本)は「冬の足音」です。
ノースポールは、和名「寒白菊」。株全体を白く覆うように咲く花姿が、北極の白い大地を連想させることより、このノースポールたる花言葉が生まれています。実はこの「ノースポール」という名前は日本の会社「サカタのタネ」社が商業用に命名した名前だそうです。でも広く定着した一般的な名前になっていますね。この花言葉の「冬の足音」は、季節的にはちょっとずれているかもしれませんが、冬の入り口の時節に雪のような白い花を咲かせることに由来しています。
ピカピカに白い花を咲かせるノースポール。群生したノースポールの花びらのホワイト色が大挙して目に飛び込んでくると、ふわっとした白の世界に包まれた感覚を覚えます。白色がすべて冬を連想するわけでは本来ないのですが、群生ノースポールのオーラは、ピリッとした寒さの冬に似合う白のカーテンに当たるような気が筆者はします。
冬の足音という言葉遣いに関してですが、似たような季節の用語、季語として木枯らしなどが存在しますがこれは晩秋に似合う言葉です。ノースポールがもっと早めに咲けば納得もいきますが、冬真っただ中の現季節に「足音」というのは、ちょっと抵抗がある気が筆者は致します。どちらかというと「冬のカーテン」といった感覚が合っているのではとも思いますが、皆さまはどのように感じられるでしょうか? ただ、花姿はうんちくに関わらずとても美しく、冬の少ない花達の中でひときわ目立つ存在ですね。
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