詩描綺(うたえき)

描いて綺麗な世界できたらいいな♪

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オンリー または コア・コミュニティでの行動重視のメンバー募集です。 行動とは文筆・文化・教育活動の意欲のことで、実質社会上の悪意とは無縁で対応します。いろいろな立場上、後進の人たちの育成を目指すメンバー募集です。 ご都合のつく方、どうぞよろしくお願いいたします。

  • にっき飴玉の小袋

    ¥129 / 月
  • あらすじの種子いっぱいのレジ袋

    ¥149 / 月

マガジン

  • 色解き:「色の手帖」から

    日常にあふれる「色」について、古書「色の手帖」で紐解きながら、日々の思いと共につづる読み物。

  • 陽満ちる花言葉に寄せて(2023・令和5年)

    こちらは2023年の年初よりストックを始めた、今年の花言葉日誌のとりまとめ倉庫役のマガジンです。本格的に花言葉をつづるに当たり、しっかりその日当日の誕生花&花言葉の出来たいきさつ、そしてその花言葉の内容に対して、筆者たる管理人詩描綺のエッセー的な思いを書き留め、貯めていく場と致します。

  • 毎日作成地からの踊り場(上の階はその次で)。

    描綺士がつくる、各ログの下書き醸成中の場です。 下書きの段階で見てくださる方ももちろんwelcomeですが、 もしこちらで見ていただくならばその次の階層もぜひご一読いただければ、デス♪

  • 題名つきセルフ品貯蔵庫

  • こんなの創ってます例題貯蔵庫

最近の記事

独り立ちを考え始めて。

 社会人となり雇われの世界で生きてきて早25年が経つ。 起業した周囲の人は「いやー、雇われの方が断然楽だね。」と、雇われのすすめを説いてまわる方が多いのだが。『だが、』である。筋の通らない上層部のために仕事をしていて、それでいて明日が不透明ならば、起業した方が断然良いのでは、と思えてならない今日この頃。上層部が筋が通らないのは、社会全般が筋道立っていないからかもしれないが、それにしても、自らの生き様を気持ちの悪い方向へ染めさせてしまっては、社会に生きている価値すら見いだせなく

    • 色解き:227千草色

       小学館「色の手帖」P134:千草色(ちぐさいろ)。 うすい浅葱(あさぎ)色・明るい灰緑、と原典にあるが、実際にはエメラルドグリーンのような醒めた緑色をしているように筆者は原典の色を見て感じた。そもそも浅葱色と言われても、現代人にはあまりなじみがないのではないだろうか?。また、千草とは露草(つゆくさ)の異名とも成っていることを考えると、もしかしたら初めて少しは色のイメージが湧いてくるかもしれない。  緑色自体は人にとって目に優しい色とされるが、その色の緑感が映えると新緑のよう

      • 色解き:284薄花桜

         小学館「色の手帖」P171:薄花桜(うすはなざくら)。  漢字で見る限り、筆者はピンク色の一種かと思っていた色なのだが、原典で見ると「うすい桜色▽紫みの青」とあるように、青色の一種だったりする。青の中でもおおよそピンクとはかけ離れた深い青なので、ここに日本語のニュアンスと現実とのギャップの面白さがある。  原典の例示に掲載されているのだが、若き源義経たる遮那王の衣類の表記に「薄花桜の単に」という表現が使われていることを考えても、この「薄花桜」色は神秘的な意味を込めた青色とも

        • 色解き:249シアン

           小学館「色の手帖」P147:シアン  いまでこそ、服飾のカラーリングで見かける「シアン」だが、簡単な言葉で言うと「青緑」と称して良いと思われる。ただ、実際に衣料店に行った際に「シアンのレパートリーをお探しですか?」と言われるのと「青緑色のレパートリーをお探しですか?」と問われるのとでは、だいぶん品の意味合いでシアンに優劣の差で軍配が上がるような心持がするのは、筆者の偏向であろうか。  幼いころ遊んだ手のひらサイズのミニチュアカーのセダンタイプの車の色がまさにこの色だったよう

        マガジン

        • 色解き:「色の手帖」から
          6本
        • 陽満ちる花言葉に寄せて(2023・令和5年)
          19本
        • 毎日作成地からの踊り場(上の階はその次で)。
          117本
        • 題名つきセルフ品貯蔵庫
          2本
        • こんなの創ってます例題貯蔵庫
          0本
        • あらすじみちな努力のメモ書き
          7本

        メンバー特典記事

          自由のつばさのプレゼントは、自らも欲しかったりする、んだな笑顔。

           青いしんきゅう暦2004年3月17日、その日は日輪市立職業訓練校の卒業式が行われていた。2年間の校務を終え、生徒達は母校の前で上を向いて全体写真を撮っていた。卒業生のアナログニクス科2年、在校生の1年も含めて。  卒業生1番の美女は一人、在校生の(年齢は先輩でも)後輩に当たる方達と戯れていた。また、別の在校生1番の人気者の女性はまた、別の在校生と戯れていた。それぞれに、次の日の職に備えた準備、そしてそれぞれに秘めていた、お馬鹿な男の存在はないか、まぁいいけど、ともひっそりと

          自由のつばさのプレゼントは、自らも欲しかったりする、んだな笑顔。

        記事

          色解き:150雄黄

           小学館「色の手帖」P86:雄黄(ゆうおう) ヒ素の硫化鉱物「雄黄」の色、と原典にはあるのだが、その説明文を読むだけだと、硫酸めいたものが硫黄(いおう)の関連語というニュアンスが先行して、何だが黄色っぽいんだろうなあというイメージが湧いてくるのは、仕方のないような気もする。くすんだ赤みがかった黄色なので、若干オレンジに近づいた黄色といえるかもしれない。古来の日本人の顔料にも充てられていたところを見ると、肌色と呼ぶ方もいるかも。 ※ただ、ここで「肌色」というと世界基準の昨今では

          色解き:150雄黄

          色解き:166梔子

           小学館「色の手帖」P98:梔子(くちなし) クチナシ(梔子)の実で染めた濃い黄色、とは原典には記載があるのだが、クチナシの実って読者の皆様、ご覧になったことがあるだろうか?。少なくとも筆者はこの半生の中で気に留めて出会ったことは無「かった」。  前段で「かった」と過去形としたのは理由がある。この文面を作成時に画像を入手したのだが、どこかで昔見たような気がしたのである。今にして思えば、何気ない街路樹の低木の一角にあったような気もしなくはない、そんなクチナシである。  しかし、

          色解き:166梔子

          色解き:311紅紫

           小学館「色の手帖」P189:紅紫(こうし)  一般に「紫」という字を思い浮かべる時、読者の皆様はどれだけの濃さの紫色を思い描くだろうか?。紫というと「紫式部」を連想する人も居るかもしれない。この「紫」色自体に高貴なイメージが備わっているのは、貴族がこの色を愛用し、果ては現代のヤンキーちゃんが制服の裏地にちゃっかりそんな色を載せたアクセントを好むことからも、既知のことやもしれない。(やんちゃざかりの坊ちゃん嬢ちゃんには目立ちたいだけの意味も大アリだが汗)。  紅紫(こうし)色

          色解き:311紅紫

          色解き:「古書・色の手帖」に陽射しを

           街角の書房のワゴンセールで見つけた古書、小学館「色の手帖」(1988年刊)。 単原色が好みの筆者には、パソコンなどの普及もまだおぼろげだったこの当時の358色の色見本図鑑が、とても目新しいものに見えて購入に至った。 以後折に触れて、この「色の手帖」に記された色彩にまつわる日本語から、日常とを重ね合わせて、ここに書き綴れれば、と思っている。  なお、注意点。今回の虹色の画像は別として、色自体の画像はあえて載せないようにしたいと思っている。読者の皆様へどれだけ言葉・日本語での

          色解き:「古書・色の手帖」に陽射しを

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/18

           1月18日の誕生花は「レンギョウ」、その花言葉は「希望」「希望の実現」です。  春の訪れを教えてくれるレンギョウ。黄金色といえるその花姿は、早春ではなく冬の真っただ中で咲き、芽を出すのが早春となります。花言葉の「希望」は、春の息吹を感じさせる萌芽の様が、次のあたたかな季節への「希望」を指し示すような勢いを抱かせることから名づけられた模様です。  簡単に日頃使っている「希望」の言葉。望みは何か?というときの望み=希望となっているのですが、よくよく考えてみると「希望」という言

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/18

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/17

           1月17日の誕生花は「コチョウラン(胡蝶蘭)」、その花言葉は「清純」です。  白い花でおなじみのコチョウラン、もちろん他の色もありますが。蝶々が舞うような花姿から漢字表記が「胡蝶蘭」となるほど、その花姿は美しいものです。その花言葉は、どんな場所でもそのコチョウランの存在があれば美しく映える花姿から「清純」となった模様です。  清純とは、言葉的に「清い」という内容がみずみずしさを含むものということと、「純粋」に美しい様をさすところから成り立っている言葉ですよね。単なる純粋で

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/17

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/16

           1月16日の誕生花は「デンドロビウム」、その花言葉は「華やかな魅力」です。  胡蝶蘭の仲間、洋ランであるデンドロビウム。ランの中では育てやすいものではありますが、その花は初冬の寒さにあえて当てることで花芽がつくという習性があることから、ちょっとした育成の心掛けが必要なものになります。その心掛けが実ると、しっかりと華やかそのものの花姿に会うことが出来るので、花言葉の「華やかな魅力」に出会うためにも、日頃のしっかりした栽培・育成が必要でしょうね。  社交的な方は社交場に見合っ

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/16

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/15

           1月15日の誕生花は「オンシジューム」、その花言葉は「可憐」「一緒に踊って」です。  黄色い、まさに花言葉のような「可憐」な花を咲かせるオンシジューム。洋ランとしてのオンシジュームは大小さまざま存在しますが、花自体は開花して1か月程楽しめるような鑑賞者に優しい花とも言えます。その花言葉「一緒に踊って」は、英語でのオンシジュームの表記に由来します。「Dancing lady orchid(踊る女性のラン)」という名前、ランらしく女性を形容していることもポイントですね。  何

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/15

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/14

           1月14日の誕生花は「オーニソガラム」、その花言葉(西洋)は「純粋」です。  乳白色の花を咲かせるオーニソガラム。6つの花弁で構成される花姿は独特な星形をしており、この星は西洋ではキリストの生誕日の星を表すともいわれています。花の色は白、黄色とありますが、白色のオーニソガラムを見ると純白なため、花言葉の通り「純粋」さを感じずにはいられません。  「純粋」というと良いイメージが先行することが世の中では多いですが、同時に純粋すぎて撃たれ弱いようなイメージもあるのが一般的です。

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/14

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/13

           1月13日の誕生花は「カトレア」。その花言葉(西洋)は「成熟した大人の魅力」です。  四大洋ランの1つで、ランの女王とも呼ばれるカトレア。気品に満ちた花姿のカトレアは、色のレパートリーも多彩です。洋ランを代表する花として「ランの女王」の名前をいただいていますし、種類それぞれで色や香りの強弱などの花姿の違いも楽しめます。そんなカトレアの花言葉「成熟した大人の魅力」も、様々な種類のカトレアの花と一緒で、いろいろに変化に富んだ立派な大人の方が世の中にたくさん居る、という意味にもつ

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/13

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/12

           1月12日の誕生花は「スイートアリッサム」、その花言葉は「優美」です。  1年に春秋の2回、白い小花の花姿と品のある香で鑑賞者を楽しませてくれるスイートアリッサム。単体の花姿は控えめながら、他の花とのミックスになった時その場に優雅さを醸し出す美しい花となります。優美な姿そのままが花言葉にもなっています。  実際のところ下品な花、というとどんな花なのか全く想像もつきませんが、逆に上品な花の美しさがピンキリで種々ある中で、控えめな縁の下の力持ちならぬ、縁の下の名わき役としての

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/12

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/11

           1月11日の誕生花は「セリ」、その花言葉(日本)は「清廉で高潔」です。  春の七草のひとつで有名なセリ(芹)。寒さに強く、野草としても存在しますが、栽培となると種が一般市中では見つかりにくく、苗からの水耕栽培が適しているとのことです。食用草としてのセリは有名ですが、その花は、意外と一般には知られてはいないのではないでしょうか。シロツメクサの花のような小さな白い花びらが団子状に20~30程集まって、一つの「セリの花」として観ることになります。その花言葉の「清廉で高潔」にふさわ

          陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/11