[全文無料]子どものアプリ内課金や無限YouTube、深夜のゲーム沼を防ぐ、ペアレンタルコントロールの設定方法
「子どもがYouTubeばかりずっと見ていて…」「怪しいサイトを見るのではないかと心配で…」「うっかりゲーム内の有料アイテムを買わないか心配で…」「夜中もずっとゲームばっかりで」と心配は尽きませんよね。最近もこういうニュースがありました。
ペアレンタルコントロールしておけばこの手の事故は基本的に防げるはずです。よかったら参考にご覧ください。
※今回ご紹介するのはiOS(iPhoneとかiPad)のお話です。Androidは持ってないのであまり詳しいことはわかりませんが、似たようなことはできると思います。ぜひ調べてみてください。
では本題。
ペアレンタルコントロールとは
ペアレンタルコントロールでできること
スマホやタブレットでペアレンタルコントロールを設定すると、例えば次のようなことができます。
カテゴリごとに、アプリの使用時間を制限できる
(例:エンタメとゲームは●分/日、知育は●時間/日、など)こどもがアプリを勝手にインストールできなくなる
こどもがアプリ内の有料アイテムを購入できなくなる
夜●時から朝●時まで、デバイスをロックして使えなくする
成人向けWebサイトにアクセスできなくする
年齢に応じたアプリのみ利用できる
※他にもたくさんあります。
あとでぜひこちらもご覧ください。
我が家の「これをやっといてよかった」というペアレンタルコントロール
我が家の例を、一例として書いてみます。
1. 親が使っているスマホではなく、子ども専用のiPadを用意し、ペアレンタルコントロールをあれこれ設定した
個人的には、「親の端末を貸す」のではなく、子ども専用端末を用意してそれを使わせる方がペアレンタルコントロールしやすいのでオススメです。
かくいう私は、iPadは新しく買ったのではなく、「私が新しいiPad miniを買ったので、それまで使っていたiPad 6th genが自動的に息子のものに」という感じです。
そしておそらくそのタイミングだったと思うんですが、子ども用のApple IDを作り、私のアカウントと紐づけ、私のiPhoneまたはMacからあれこれとペアレンタルコントロールの設定をしました。
以下のスクショは一例です。
これにより、
YouTubeとゲーム系アプリは15分経ったら使えない。
私がダウンロードしたアプリしか使えない。
息子にはApp Storeアプリ自体が表示されない。
年齢制限が4+のアプリしか利用できない
知らないところで勝手に課金されることがない。
夜9時から朝7時まではiPadを使えない。
私のiPhoneから、子どもがiPadを一日何分〜何時間使ったのか、ログを見ることができる
アダルトコンテンツにはアクセスできない
Siriで不適切な言葉を許可しない
(などなど、他にも細かい設定がいくつか)
という、そこそこ安心できる端末を使わせることができるようになりました。
いずれ「子ども向けの制限がかかっている」ということが発覚するとは思いますが、年齢に応じて制限を解除するなどしていこうと思っています。
ちなみにiPadに入っているアプリは次の通り。
・エンタメはYouTubeとYouTube Kids
・ゲームはポケモンクエストやポケモンUNITなどいくつか
・知育アプリはひらがなしゅーたー、トドさんすう、トド英語、Duolingo
・Safari(学校の宿題がブラウザベースのサービスで提供されるなので)
あとは、カメラなどのiOSのデフォルトのアプリくらいかな。
※YouTubeは一日15分までに制限していますが、これは制限がかかったあとでも解除しようと思えば「15分/1時間/終日」というレベルで簡単に解除できます。なので、長距離フライトなどのときはその日だけ「15分制限」を解除し、予め動画を端末に多めにインストールしておいて機内で見たりなどしています。
2. 知育アプリをやってくれるようになった
ラッキーなことに、YouTubeとゲームが使えなくなったら、知育アプリに気が向いてくれるようになりました。
トドさんすう、トド英語、Duolingo、ひらがなシューターが、現時点での4トップです。
「こうすればよかった!」 今更遅い、我が家の後悔
「こうしてよかった!」だけでなく、「こうすればよかった」を書いてみます。皆さん、私の屍を越えてってください。
YouTubeって一般的にみんなが知っているYouTubeのアプリとは別にキッズ向けの「YouTube Kids」というアプリがあるんです。(ちなみにYouTubeのアプリは+12!!)
一般的なYouTubeを使わせる前に、YouTubeキッズだけを使えるようにすればよかった…と後悔しましたが後の祭りです。YouTubeをアンインストールしてYouTube Kidsだけにしてみましたが、息子が全然納得せず、説得するのもやや面倒なので諦めました。
(2024年10月追記)息子のiPad自体の年齢制限を「4+」に変更したため、12+のYouTubeは使えなくなりました。息子には「Appleの、そういう決まりだから」と説得しました。
※一方で、息子の端末のYouTubeにログインしているのは私のアカウントなので、もしですよ、もし息子がYouTubeの検索窓に「おっぱい」みたいな言葉を入れて何かを検索して何かを見たとしても、私がいつでもそれを察知できるような気もしますし、閲覧履歴も私のと共用なので、それもすぐわかる。「まぁこれでよかったかな」と思うことにしています。
終わりに
子どもが小さいうちにやるのが肝なので、親御さんはぜひスマホやiPadを新品に買い替えて、お下がりをお子さん専用端末に仕立ててあげてください。
すでにある程度分別がわかるお子様だと、今から制限をかけるのは難易度が高いかもしれませんが、そこも必要に応じて何か対策を考えたり対話のきっかけだと思ってとことん話し合うなど検討してみてください。
(Appleの回し者じゃありません〜〜〜)
オマケ
年齢制限のことをすっかり忘れていて、最近それを思い出したので設定しました。上の本文にも反映しいました。以下ツイートはそれにまつわるエピソードです。
参考サイト
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