リュックひとつで世界を旅する「ノマドワーカー」の持ち物リストを公開します
デジタルノマドのKOH(@KohNomad)です。
いまはメキシコの世界遺産の街、グアナファトから書いています。
ぼくは、ふだん東欧ジョージアを拠点に、あちこち試住しています。今年は世界一周ということで、この機会に持ち物周りをだいぶ整えました。
世界一周と言えども、基本的な生活が以下のような感じなので、常に世界一周中みたいなもの。
よって、身動きしやすいようにリュックひとつで暮らしていることが特徴的です。
リュックひとつと言うとミニマリストっぽいですが、行動に最適化したらこうなったという文脈。
そんなぼくのリュックの中身はノマドに限らず、ちょっとした泊まりのお出かけや出張、ワーケーションや海外旅行など幅広く参考にしていただけると思います。
今回ご紹介する持ち物は以下の通りです。
RICOH GRⅢx
2022年買ってよかったもの堂々の1位はコンパクトデジタルカメラ RICOH の GRⅢx 。
焦点距離 40mmが特徴的。要するにデフォルトでちょいズーム気味。 風景というよりかは、スナップ・ポートレート向け。
撮って出しでドラマチックな質感。 約0.8秒の高速起動でスマホ並みのレスポンスなので、ときめいた瞬間を逃さない。
Kindle Oasis
2022年買ってよかったもの第2位。 「Kindle Oasis」 他のKindleシリーズは無い、手で持つ部分があってすごく良い。 めちゃ薄く、めちゃ軽い。人間工学に基づいたデザイン。
これを買ってから本を読むようになったし、10時間フライトも時間が足りないくらいオフライン環境が充実してる。
本から得られる情報で元本回収が容易で、たとえ10万円しても安いくらいの投資対効果があった。
圧縮袋
航空会社に荷物を預け入れることに全く信用を置いていない。だから飛行機に持ち込めるリュックひとつで世界中どこでも住む。そんなぼくにとっての必需品は圧縮袋。
服は全て圧縮袋に入れてリュックの中の空気を最小限に。
Amazonではちょうどいいものが見つからなくて、東急ハンズかLOFTに売ってるこれがジャストサイズ。
素材が丈夫で全然破れる気配がない。5年は使ってる。
シューズインソール
移動の多いノマドは、初めての街では無駄に歩くことも多い。それが街歩きの醍醐味でもある。
足が疲れることは楽しみを損なうことでもあるので、足元は強化しておきたい。
靴の機能に頼るとビジュアルを妥協しがちなので、 "お気に入りの靴 × インソール" が調子いい。
ついでに身長が多少盛れる。
付け替えサングラス
コンタクトや裸眼のだとサングラスを掛ければいいけど、眼鏡さんは眼鏡とサングラス両方が必要。
そんな理不尽を解決してくれたのは付け替えサングラス。
レンズの上からサングラスレンズを重ねるだけ。
常時使用するとレンズが重いから、時々の利用におすすめ。
シンガポールの空港併設ショッピングモール購入。日本国内ではどこで買えるかは不明。
オスプレイのリュック
高機能バックパックといえば、世界一周バックパッカー御用達のブランド「オスプレイ」。
20Lサイズを買ったけど人間工学に基づいてる感がすごくて実際の重量よりはるかに体感が軽い。
しかしながらデザインが気に入らず、1ヶ月で買い替えた。機能は最高。いつかTwitterのフォロワーの誰かにあげよう。
Ankerの一体型充電器
カメラに匹敵するベストバイは Ankerの733 Power Bank。
充電器とモバイルバッテリーの一体型。
重量は320gとヘビーだけど、充電器とモバイルバッテリーを別々に所有したときの総重量と比較したら、一体型の方が軽くて小さいので購入確定。
ベッドと電源の位置が遠くても、電源使わずにこれを使って寝る。
MOFTのパソコンスタンド
ノマドの中ではド定番。MOFTのパソコンスタンド。
使ってるひとめっちゃ多い。キーボードが起きると手首の負担が軽減して、姿勢も起き上がる。これはもはや肩こり解消アイテム。
アルミっぽいスタンドはスペースと重量が無駄なのでMOFTの薄型で間違いなし。
モバイルモニター
革命的なベストバイ「モバイルモニター」 モニターを持ち運ぶなんて重量の観点から完全にナシだと思っていたけど、「えwこんなに軽いのw」ということで改心した。
解像度2K,サイズ13.3インチのこれで満足していて、ノマドな友人の誕プレにも贈った一品。
電気シェーバー
元美容師ノマドのピックアップシェーバー。 毛量にもよるけど、髭の濃さ"中の下"であるぼくは、もう10年くらいこのシェーバー。持ち運びやすい形状と重量で水洗い可能。
10年で2台目なのでコスパ最強。簡易的なバリカン機能もあるので長くなったカットもできる。
顔眉シェーバー
眉毛と産毛のシェービングはパナソニックのフェリエを14年使用中。 剃刀使うと同時にフォームやジェルの保有が発生するから、機械ひとつで済ませる。
シェーバーはワンランク上の首が柔らかいモデルもあるけど、ストレート型の方が使いやすいし本体が短くて多少コンパクト。
ヘアサロン時代に業務で使っていたから"慣れ"のバイヤスもあるかも。
折り畳みハンガー
旅のお供に折り畳みハンガーがあると安心。 これはマストアイテムではないけど、洗濯時たまに「あってよかった」と思うので2つだけ持ち歩いている。
MINISOに売ってるので日本で買わなくても良し。必要性を感じたらの購入でOK。
ラッシュガード
「海パンを普段着にすればノーパンでOK」というメンズトラベラーの定石に、上半身版が新登場。
ラッシュガードを普段着にすれば、服着たままシャワーを浴びて翌朝には乾く。
99%のラッシュガードはタイトだけど、69slamから発売されているものはロングTシャツの形状をしているからデイリーユースに最適。
3wayスマートバッグ
都市間移動はリュックinリュック。 移動用の大リュックの中に、街歩き用の小リュックを入れている。バックパックとデイパックのような立ち位置。
機内では大リュックを荷物棚に、小リュックは足元に。 小リュックはユニクロの3wayスマートバッグを使ってるんだけど、いかんせんこの機能性が神。
2022年春に発売後即在庫切れで再販後も在庫切れになる人気ぶり。在庫がなかったからメルカリで買った。ただ、機能に振り切っていてちょっとダサいのが難点。
ケーブルまとめシリコンゴム
ケーブル類は無駄に持ち運びがちなので、まずはマインドマップで必要な最低本数を整理。
それらのコードをまとめるのにシリコンゴムを使っているけどかなり調子がいい。コードが絡まる人生とおさらばした。これはもっと早く買っておけばよかった...
Anker PowerLine Ⅲ Flow
ケーブルは Anker の PowerLine Ⅲ Flow が最強。絡まないどころか、触り心地が気持ちいい。
ケーブルに触り心地という概念をもたらした衝撃の商品。旅先に持って行くなら0.8mより1.8mの方が作業場の自由度が広がって使いやすいと思う。
USB-CとLightningのように異なるケーブルは、それぞれ違う色にしておくことをおすすめ。
かばんの中からひとつのケーブルを取り出すときに、直感的に色で判断できる。
EarPods
ノマドは対面の仕事がない分、オンライン会議が日常的。
イヤホンマイクはAirPodsがメジャーだけど、充電切れがしんどいので、EarPodsの兼用がおすすめ。結局EarPodsしか使わなくなってきた。
Appleはコードレス主義のプライドを捨てて有線のAirPodsを開発してほしいな。
筆者からのメッセージ
この記事を読んでいるひとは、無駄なくコンパクト・スマートに旅をしたいと思っているのではないでしょうか。
けっきょく買いたいものが増えたところでコンパクトにはなりません。「何を持つか」の前に「何を持たないか」の方が重要です。
断捨離っていうんですかね。
どうやったら断捨離できるか?その答えで最後を締めくくります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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