美味しくない料理が美味しくない訳じゃない
いつも僕は思っていることがある。(書き出しのバランス的に、いつもと言ってはみたけれど、そんなにいつもではない。)
それは、「面白い」とか「凄い」に比べた時、そうじゃないものにたいして、「面白くない」とか「凄くない」とかマイナスなイメージ(僕だけだったら申し訳ない)を持ってしまうのは良くないんじゃないかなということである。ここでもう既に「良くない」という表現をしちゃってるのはちゃんと目を瞑って欲しい。
「凄い・面白い」方が凄いし面白い(なんかアホっぽい表現になっちゃているけれど)のであって、その反対は「凄くない・面白くない」なわけではないんじゃないかなあなんてふと思ったりするのである。だけど、大体において、凄い・面白い人やモノがあれば、そうじゃないのは凄くない・面白くないと思われてしまう。なんとも悲しいものである。
僕だってそう思ってしまうことは少なくない。どちらかというと普通にそうおもっている。ただ、少なくとも、自分だけは何か違う表現の仕方をできたら良いなぁと思ったりする訳である。凄く難しいけれど。
例えば、「この料理美味しい?」と聞かれて、「他に美味しい料理を食べたことあるよ」と答えるような感じである。
ううん、ちょっと違うような気もするな。。
まあ良いや。
美味しくないというのは、他に美味しい料理を知っているから、そう感じるだけなのである。美味しい料理が美味しいのだ。ただ、それだけである。
それから愛想の悪い人(ここでもまた悪いって言っちゃってるけど、、)の対応。
愛想の良い人の対応が良いだけなのである。愛想の悪い人の愛想が悪いわけではないし、その人の対応が悪いわけじゃない。
そこにあるのは、愛想の良い人の対応が良いという事実だけである。
我ながら面白い考えである。「これは面白いぞ」と声に出してしまうくらいに。色んな矛盾とか面倒くささを抱えちゃってるところもまた、面白い。