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中学生、キョンキョンに心を鷲掴みされる。

秋の名曲のひとつ、『木枯らしに抱かれて』。
小泉今日子が歌う、片想いがテーマの曲です。

出会ったのは、中学生のころ。

アイドル雑誌『Myojo』で秋の名曲が特集されたページがあり、この曲が紹介されていました。
なんとなく歌詞を読んでみたら、心を奪われてしまったのです。

これはぜひ曲を聴きたいと思い、その足で父親と一緒にCDをレンタルしに行きました。
探すのに苦労しつつも無事レンタル完了。
早速聴いてみたところ、メロディにも心を鷲掴みされてしまいました。

「あきらめきれぬ恋でも 夢は見ていたいのよ」

この歌詞に、強く共感してしまいました。

当時、好きな人に片想い中でした。
とはいえ、中学生なので恋愛経験など全くありません。恋愛の知識は、ドラマや本、雑誌、音楽で仕入れていました。

恋愛ほぼ未経験、恋に恋する中学生の私にとって、大人っぽく感じる曲でした。
そして、この曲をいいと思えたことが、大人へ一歩近づけた気がして、1人でニンマリしていました。

あまりに気に入ったのでダビングして、何度も聴きながら歌う日々。
カラオケで友人から「この曲知らなーい」と言われても、挫けず歌っていました。

それぐらい気に入っていた『木枯らしに抱かれて』。
最近は全然行ってないけど、今でもカラオケに行けば歌う曲のひとつです。

<あとがき>
この記事は、放課後ライティング倶楽部 #土曜日書いて のお題「秋になれば思い出す」で書きました。
秋にはいい思い出も悪い思い出もあります。
中には振り返ると未だに凹む出来事も。
食べ物の話題はどなたかが書くかもしれないと思ったので、歌の話題にしました。
みなさまは、秋というと何を思い出しますか?

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