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年末の風物詩は、幸せを運んでくる。

我が家の年末には、欠かせないものがあります。

ほとんどの家庭では、おそらく年末年始にご縁がないものです。年末に欠かせないと言っているのは、おそらく我が家だけ。

欠かせないものというのは、食べ物です。
つまり、料理。

さらにヒントを言うと、材料にピンク色のものがあります。これでだいぶ候補が絞られるかしら。

え、まだわからないって?

じゃあ、もっとヒントを出すよ。
魚ではなく、肉。
冬に食べると温まる食べ物。

あ、いま鍋って思った?
いいねぇ、いい線行ってる。

さあ、もうちょっと考えてみて。
ピンク色の材料が入ってる鍋って何かな?

あら。
今、すき焼きやしゃぶしゃぶって思った?
違うんだなー。
年末っぽいけど、我が家の定番じゃないのです。

さあ、なんだろう?
もっとヒントを言うと、私の過去の記事に出たもの。

過去の記事を読んでくれた方なら、そろそろ候補が絞れたころですね。そうです、その調子。だって、鍋をテーマに書いた記事って限られてるもの。

勘の鋭い方なら、わかったかな?

そうです。
もつ鍋です。

盛り付けセンス改善案求む。

答え聞いて、どこがピンクやねんと思った方、いらっしゃいますよね。茶色か白か緑。それがもつ鍋の色のイメージかもしれません。

もつ鍋の主役 生の牛モツが、ピンク色なのです。
生の牛モツを選ぶ時、綺麗なピンク色のものが新鮮とされています。我が家の場合、近所のスーパー内の肉屋(対面)で、新鮮な牛モツを取り扱っている店舗があります。そこで新鮮なピンク色の牛モツを調達し、野菜を買い揃えていざ調理へ。

牛モツは、一度沸騰したお湯で茹で、ザルに開けます。それを水で洗うと、アクが取れて下処理完了です。

次に材料を切ります。
キャベツ、ニラ、豆腐、お好みのキノコ。
さらに、ささがきのゴボウ。
生のゴボウを切ってもいいけど、私はカット済みのささがきゴボウを使っています。時短になるし、必要な量だけ買えるので、我が家では重宝してます。

もつ鍋にゴボウ入れるのは珍しいかもしれません。
実家のもつ鍋にはゴボウは入っていません。
ただ、もつ鍋作りを研究しているうちに、きっかけは忘れちゃったけどゴボウ入れると美味しいと言う情報に辿り着きました。試しに入れてみたら、味の染みたゴボウが鍋のいいアクセントになって美味。栄養価が高まるので、我が家のもつ鍋はゴボウ入りが定番です。

鍋つゆは、鍋の素を使いません。
レシピをもとに、手作りしてます。
色々試して今のレシピに落ち着きました。
濃い口じゃなく、薄口醤油を使うのがポイント。
上品だけど、しっかり味のつゆになります。

春キャベツが出るタイミングで作り始めることが多いです。だいたい春キャベツが年末から出るので、いつのまにかもつ鍋は、我が家の年末の風物詩になりました。

年末年始だからって、豪華な料理ではないのです。

すき焼きは、新年の出先(実家)でいただく。
カニは大好きだけど、高いし食べる時に無言になる。

そこで、比較的経済的で家族みんなが大好きなもつ鍋の出番です。ごちそうって、高価なものもいいけど、みんながニコニコ食べられるものがいいですよね。

私の大好物がそのまま年末の定番になったので、個人的には大助かりです。年の暮れに美味しいものを食べて、幸せな気持ちになれる。しかも、私だけでなく、家族みんなに幸せを運んでくれる。それが我が家のもつ鍋です。

ちなみにシメはラーメンです。
生麺じゃなく、インスタント麺なのが我が家流。
乾麺の方が、モツや野菜の旨みたっぷりのスープをよく吸って、美味しい気がするのです。子どもも大好きなので、争奪戦が起こります。

今年も、もつ鍋をいただきました。
キャベツの価格高騰のため、年内に食べられないかと思ったけど、年末の勢いを借りて食べてしまいました。
ああ、年内に食べることができて良かった。

これで気持ちよく新年を迎えられそうです。

皆様、
開始から10ヶ月間、大変お世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
いつもありがとうございます。

年始も記事やつぶやきで更新しますが、
所用のため訪問やコメント返信は滞ります。
ご承知おきください。

それでは、良いお年をお迎えください。

参考レシピはこちら。

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