朝井リョウワールドの入口を間違えたかもしれない。
読みにきてくださり、ありがとうございます。
ジャンルにとらわれずにいろんな本を読むようになった結果、朝井リョウさんの本にハマり始めたゆにです。
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朝井リョウさんといえば、小説。
『桐島、部活やめるってよ』『何者』『正欲』『世界地図の下書き』など、著作は多数。
最近だと『生殖記』もありますね。
なのに私、朝井リョウさんの小説を読んでいません。
読んでいるのは、もっぱらエッセイです。
作家のエッセイを読んでみた方がいいという師匠からの教えで、少し前から様々なエッセイを読んでいます。
今回は、朝井リョウさん。
「いや、朝井リョウなら、小説から入ろうよ?」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしかしたら、朝井リョウワールドの入口を間違えたかもしれません。
小説が揃う正門から入らず、エッセイが揃う勝手口から入ってしまったような気もします。
とはいえ、過ぎたことなのでどうしようもない。
開き直ります。
最初に読んだのが、『時をかけるゆとり』。
とにかく面白い。
なんてことのない日常が、朝井リョウさんの手にかかると、こんなに面白くなるのか!と驚かされます。
笑いをこらえきれなくなるので、読む場所を考えないといけなくなるほどです。
私は読む場所を間違えて、笑いを堪えている様子を泣いていると誤解されて、恥ずかしい思いをしました。
あまりに面白かったので、先日こちらも買いました。
『風と共にゆとりぬ』です。
まだ読みかけですが、最初の方ですでに大笑い。
初めて読んでも面白いけど、『時をかけるゆとり』を読んでから読むと、話の背景がよくわかってさらに面白みが増す気がします。
もちろん、この本も読む場所を選ぶべき。
人の多いところで読むと、笑いをこらえるのに苦しくなります。
こちらもおすすめです。
さらに、図書館でこちらを借りてきました。
『発注いただきました!』です。
まだ読んでいませんが、こちらはエッセイや短編が入った作品とのこと。
「はじめに」をちらっと見たら、なんだか面白そう。
期待大です。
こんな感じで、勝手口から朝井リョウワールドに入場しましたが、すっかりハマっています。
今ある本を読み終えたら、小説も読んでみたい。
また新しい世界に出会えました。