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運命の香水に出会ってしまった話。
ここ最近、ずーーーーーっと香水を探し回っていた。
それまで、ラリックのレーヴダンフィニを愛用していたのだが
それがとうとうなくなってしまい、
同じのを買うか…でも新しいのもいいなあ…と
ネットの波を漂ったり、店舗を覗いたりしながら、
でもこれ!とピンとくるものがなくて。
そんな話を彼にしたら、いま使ってる香水のお店良いよ、と薦めてくれた。
彼は実は私よりもはるかに無類の香水好きなのである。
ちょうど彼も香水がそろそろ無くなる頃だったらしく、
せっかくなので店舗に一緒に見に行ってみることにした。
お店の名前はDiptyqueという。
おしゃれな門構えに少し…というよりかなりビビり倒しながらも
ここまできたんだから!と思い切って入る。
ついてくださったお姉さんに、お互いこういうのを探していて…と伝えて、いくつか試香させてもらう。
どれもいい意味で一癖あって、すごく良い…!!
甘めで優しい香りが好きだけど、芯のある感じも欲しいし、ちょっと個性も欲しい。
というわがままオーダーに、妙にヒットするのばかりでワクワクしてしまう。
開けても開けても新しい扉が待っているような、そんな感じ。
おおよそ2種類までに絞ったところで、どっちにするか悩み始めようとしたら、
ふと目に入ってきた香水があり、気になったので試させてもらうことにした。
これがもう、うわこれ好き!!!!!と叫び出したくなるほど
馴染みはないのに好みどストライクな香りで。
こりゃもうまさしく運命だ!と思いっきり興奮してしまった。
Diptyqueのパリ本店の店内の香りを再現したものだそうで、
甘さも品もありながら、ちょっとお香のようなオリエンタルな要素もあって、
探してたもの全部が詰まっているような香水だったのだ。
とはいえ、他の香水もとても素敵で捨てがたかったので、
ちょっと割高にはなるけれど、ミニボトルの詰め合わせにした。
自分がご機嫌でいるためのちょっとの贅沢、たまには許しちゃおう。
それからこの香りを身につけるたび、
あの日のワクワクを噛み締めるようにすうっと息を吸い込んでは幸せに浸っている。
これから私のお守りになってくれそうな、そんな予感。
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