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私は存在してはいけない人間ですか?一生消えない心の傷

こんにちは。
森のくまさんです。

今日はイジメについて書こうかなと。
私は中学生の時、いじめられていました。

この話を書こうと思ったのには、理由があります。

私はもういい歳したアラサーですが、
未だに当時のことがフラッシュバックします。

思い出した瞬間、私は存在してはいけない人間なんだって、過去の自分が出てきます。
辛くて、苦しいです。

もう子供もいるし、過去のことなんかに振り回されたくないのに、考えてしまう。

もしこの気持ちをどこかで表すことができたら、
少しは気持ちが楽になるのかな?
楽になってほしいな。

そんな思いで今、書いています。

いじめられても、楽しそうに学校へ行く私

お母さんに心配をかけたくなくて。
いや。イジメられてるって思われたくなくて、
私は楽しそうに学校に行きました。

本当に辛い日だけ、仮病を使って学校を休んで。
それ以外は毎日通学しました。

だって、休みすぎると
お母さんに怪しまれるから。

いじめられているけど、プライドはある。
そんな女の子でした。

廊下に捨てられていた教科書

私は汚物のように思われていたと思います。

私の学校は、数学の時クラスの半分は別の部屋へ。教室に残った生徒は、前の方へ移動し授業を受けます。

そうなると、他の人の机に座る必要があって。

あろうことか私は、その席に教科書を置き忘れてしまったことがありました。

そのことに気づいた瞬間、机に取りに行ったのですが、そこに教科書はありませんでした。

どこへ行ったのだろう。

移動教室で廊下へ出た時に分かりました。

私の教科書は端がボロボロになって、真っ黒に汚れ、廊下に捨てられていました。

廊下の真ん中。
誰がどう見ても分かる場所でした。

なんでもないよって顔で、その教科書を拾う私。
そんな日常でした。

いじめと同じくらい辛かったことは…

先生に無視されていたことだったかも。

一度、先生の前で、男子生徒に私が教科書で殴られたことがありました。

先生は「大丈夫?」なんて言葉、言ってくれませんでした。
「コラ、なんでそんなことするんや」とボソッと呟き、一応対応したとばかりに授業へ戻りました。

私は先生の前で頻繁にいじめられて、先生は認識していたはずなのに、ずっとイジメの主犯格と私を隣の席にしました。

中学は毎年先生も、クラスも変わります。
いじめの主犯格とは一年同じクラスになっただけでしたが、いじめは三年間続きました。

その間、3回先生が変わりましたが、どの先生も見て見ぬふりだったなぁ。

唯一古典の先生だけが、私をただの中学生の女の子として見てくれた気がします。
あの先生のことを思い出すと、少し胸が温かくなります。

出来事をあげればキリがないけど

当時、私は誰にも辛いって言えませんでした。
お母さんには特に。

お母さんは働いていて、仕事と家のことで手一杯。私たち兄弟はろくにお手伝いもしなかったので、お母さんは日々時間が無い状態だっただろうなと思います。

私も親になって、そのことがよく分かりました。

いつもしんどそうだったからか、お母さんはよく怒っていました。
当時の私は自分のことで手一杯。お母さんを手伝って楽させてあげよう、なんて微塵も思いませんでした。

それはお母さんも同じです。
きっと私の様子がおかしいことも分かっていたと思います。
でも、自分のことで精一杯だったお母さん。

当時、私のことを一生懸命考えてくれる人が傍にいれば何か変わったのかな、なんて思ったり。

結局自分次第ってよく言われるし
私も今はそう思う部分もあります。

でもやっぱりあの時、誰が傍にいて寄り添ってくれる人がいたら、もっと違う三年間になったかも。
と思ってしまう自分がいます。

私を心から愛してくれる旦那に出会って

私は、愛されていると感じました。
こんな感情初めてでした。

今では旦那も、旦那の家族も、私を大切にしてくれます。

過去には辛いことがあったけど、生きていてよかったなって、心から思います。

でもね、薄くなっても傷は消えない

今本当に幸せな日々を送っていますが、
やっぱりふとした瞬間、フラッシュバックしてしまう時がある。

消えたいと思っていたあの頃の私が、ふっと顔を出す。

あの日々はいつになっても消えない。
年月が経てば、記憶は曖昧で薄くなっていく。

でもあの感情だけは消えない。
なにがあっても。

糧にして生きる

なんて強い生き方ができたら、きっともっと生きやすくなるんだろな。

分かっていても、私はまだそこまで思えなくて。

やっぱり怖いが勝ってしまう。
だから似た人たちを見つけたり、同級生と出会ったら、逃げたくなってしまいます。

未来の私、どうですか?少しは楽になりましたか?

また、このページを読み返してみます。

少しは楽になっているといいな。
育児と仕事で、もう忘れてたよって思ってくれてるといいな。

今の私は、まだここにいるよ。
将来の私が少しでも楽になってくれていると嬉しい。

話しを聞いてくれて、どうもありがとう。
また明日ね。未来の私。








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