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2024年も折り返し           黒川代表にインタビュー  第2回①

黒川代表にインタビュー第2回②はこちら↓↓↓




第2回黒川代表にインタビュー開始


(梅田)

前回の黒川さんインタビューから五ヶ月経ちました。
また、改めて今の黒川さんにインタビューさせていただきます、よろしくお願いいたします!


(広報部)
よろしくお願いいたします。

(梅田)
株式会社IKOLも創業から3年たって、サンFCも10事業所になりましたが、今の気持ちとしてはどうですか?

(黒川)
そうですね、シンプルにありがたい。
もともとIKOLイコルの創業の時には
1000人の子供たちの居場所を作っていけたらな、といったところが目標にあって。

それには20の事業所が必要で、100人を超える仲間が必要。

それを2027年までにというところを目標に掲げて
3年半前にIKOLイコルイコルがスタートした。

当時は何の根拠もない空想だったけど、
そこから1歩1歩素晴らしい仲間が増えて、
その中でサンFCの場所も増えてきて、
今550人を超える子供たちが来てくれている。

それって普通のことではないし、
スタートから色んな方がかかわってくれた結果だと思っている。

10事業所出来たから特別ということもなく、
一歩一歩進めている段階の途中だと思う。

半分来たな、という感覚もない。

今を心から生きて、今という瞬間はこの瞬間しかない。

それをこれからももっともっと大事にし続けていくだけかな、と思う。

その先に20事業所が見えてくるとも思うし
無理して20事業所を作ろうということもないし。

あまり、10事業所まできらから気負って・・みたいなのもない。

理念の根っこは変わらずやり続けることができれば、
なんらかの結果がついてくる。


(梅田)
一緒に3年程働かせて頂いてきましたが、
理念を基に経営する、という発想に至ったきっかけ等
あったら教えてください。


(黒川)
18年近く会社経営をさせてもらっているけど、
今まで正直理念経営ってやってこなかった。

5年前まで8年間カンボジアという国で過ごしていて、
経営をしていて自分なりのビジョンというか、
ないことはないが経営してきた。

有難いのが、経営者を目指す中でコンサル会社に勤め、
色々な経営者の方に沢山お会いしてきた人生で
色んなことを学ばせてもらった。

ある意味、良くも悪くも一人ひとり色んな人がいた。

素晴らしい人ばかりではないし、自分も出来ていない中で、
会社経営の色んなスタイルが見せてもらってきて、
理念を大事にしている会社って魅力的だし、成長してるなと。
会社は簡単ではないから、ちょっとしたことで衰退していく。

理念を大切に育てている会社は強いし、経営者の方も魅力的だった。

そこから理念は大事だと学ばせてもらった。

IKOLイコルのスタートに当たっては、
これが大事だよということに気づけたよね。

IKOLイコルの名前も時間がかかって作ったわけでもなく、
スッと浮かんできた大事にしている
「今って大事だよね」というところから会社のスタートとしても
クリアにイメージできたところがあって、
そこから更に行動指針とかを決めていった

最初の一年目だと
自分に矢印を向けようというところから
自分の変化・成長に矢印を向けようと変化していったりというのもあって。

今、色んな人が関わる中で、そういった行動指針など変化はあってよくて
理念も同じではないと思う。
変化の中で深さ、捉え方が変わると感じている。

経営者としてスタートして0→1から2、3人と増えてきて
今60人近い方が関わってもらえば捉え方も様々だし、
時間を共にする中でより変化していく部分もある。

良い変化が今多いんじゃないかな。

僕たちも理念というところを表すものとして
スタートしてきている。

3年半経つ中で、経営計画書を作るタイミングも出来たり、
都度考えるきっかけがあったり、
僕たちの理念も進化しているんじゃないかなと思う。

広報部皆でインタビュー


(大石)
25新卒がそろそろ本格的に動き出す時期になりました。もう既にIKOLに面接に来ていらっしゃる方もいるとお聞きしましたし、これを見て気になっている方もいると思います。あらためて、これからの新卒の方々にメッセージを含めた黒川さんのお気持ちお聞かせ下さい。



(黒川)
僕たちは新卒入社が増えてきて、
4年目の会社だけど、もうすでに3期生の新卒が入ってきてくれていて
1期生が3人、2期生が4人、3期生が13人の方が入社してくれていて若いメンバーが増えている。

この業界は働かれている年齢は高い業種である中で、
平均年齢が33歳と若い会社でその中で色んな方が頑張ってくれていて、
来年も15人から20人くらい新卒4期生に入社してもらいたいと思っている。

皆さんがのびのびと子どもたち、保護者の方と関わってもらい、
仲間たちと関わってもらい、すごく成長していかれている方が多い。
今まで会社経営する中で、こんなに人が変わっていくことに
関わる事ができていなかった。

可能性をものすごく感じている。

一人ひとり人生が違うからこそ、考え方、生き方も違っていいし、
ただ有難いことに沢山の子どもたちと関わることで、
子どもたちから気づき、学びを得られていると思う。

そこから今がより楽しい時間に出来たり、
そこからまた成長に繋げていける環境があるんじゃないかな、と思う。

IKOLイコルという会社はサッカーが特徴の一つであるけど、
何をやるかよりも誰がやるか、人がすごく大事、
IKOLイコルという会社の特徴はと聞かれたら「人」と答える、
言い切れる。

誰もが成長していける可能性がある。

これから働くところを探している皆さんは、
色んな選択肢がある中で、僕たちの理念に少しでも関心のある方は
是非一度見に来ていただければと思う。

一緒にサッカーをする時間だったり、実際にどんな子どもたちがいるのか、どんなスタッフがいてなど見てもらって、
一つの選択肢として見てもらえたらと思う。

既に6月時点で10人の方が応募してくれている。

6月は一年前はほとんど動いていなかったので、
色んな方が関心を持ってくれていることが有難いですし
これから仕事をしていくというところで、可能性が溢れていると思っている。

社会人として楽しんでもらいたいし、色んないい会社もあるし、
色々見られたらいいんじゃないかと思う。




(大石)

なぜ新卒採用に力を入れているのかについても
あらためてになるかもしれませんが、お聞かせください。

子どもたちが希望を持てる未来へ

https://youtu.be/xLBUBLjHSrs


(黒川)
新卒採用というのは、理念を形にしていく上ですごく大切。

IKOLイコルのスタートから、最初から新卒採用はやっていこうと思っていた。

色んな会社と関わる中で新卒採用をしている会社、そしてそれを継続していける会社は強い会社になっていける可能性が高い。

僕らの行動指針である「素直である」とのことがあり、
素直であるということは簡単なことではないし、
新卒として学生を終えて社会に飛び込んでいく方々は、
素直な面を多く持っていると思う。

僕たちは子どもたちとかかわることが日々ある中で、
子どもたちこそ未来だと思っていて。


色んな国を見る中で、
日本って恵まれた国だなって思って。
外に出たからこそ分かった事で、
でもそんな恵まれた日本の子どもたちが
未来に対して希望を持ちづらい、
小さい頃は希望を持っていたのに
持ち続けることがしづらい社会になっている。
夢があったのに、社会、周りの関わる人たちによって、
持ち続けることがいけないんじゃないかと思う人が
日本は増えているんじゃないかと思う。

日本の子供たちにアンケートをとった時に、
未来に対して断トツで希望を持てていないと回答していて。

その理由ってなんなんだろうって考える中で
大人が原因だなって。
大人が日々疲れていたり、今楽しそうじゃなかったり。

そんな人たちの基準で
あれしたらダメこれしたらダメとかいうものが増えすぎている。

子どもたちの可能性が閉ざされている。

まず大人が変わっていくことが大事なんじゃないかと思う。

それには子どもたちにあって大人たちがなくなっている素直さが
大事だなって思っている。

大人になって色んな経験をしていくと色んな素直さって薄れていくし、
素直じゃなくなると人の話も聞かなくなっていくし、
凝り固まった考えを押し付けてしまうし・・・

僕自身も素直じゃない部分は沢山あって
その部分て誰しもあって
「素直さも大事だよね」って
自分が変化しようと向かっていける人たちが集まっているかが
大切になってくるんじゃないかな。

例えば、素直な新卒の方たちが入ってきてもらって
どんどん理念の部分を吸収していってもらって
社内の中で経験を積む中で
会社のDNAを育てていってもらえたらと思う。

その新卒の皆さんが更に若い新たに入るメンバーに伝えていく。

そういう事ができていく会社って強くて、
成長していったらすることも多いなって。

だから新卒採用が大切だと思う。
当然、中途で入ってきて活躍している人も沢山いる。
なのでどんな方でも、新卒だけとか、中途だけということはない。

ただ一つ、新卒採用はスタートして継続していくことは会社として成長していく上で大事になってくる

実際に新卒採用する中で、この業界を見ていると新卒採用をやっている企業さんってほとんどなくてこれもやってみてまだまだ知られてないし、学生さんの就職先としてまだまだ選択肢になってないなって思う

だからこそ、僕らも3年やる中で周りがやってないからこそ僕たちがやってくことで本当に素晴らしい仕事だと思うし

選択肢がもっと多くの学生さんにとって知ってもらえるものになっていけたらと思う

会社として新卒採用をやっている競合がいないと思う

これって僕らにとっては強みにもなると思うし
やってないからやらないじゃなくて、先行してやっていく

色んな方に関心を持っていってもらうことに繋がっているなと思う

今後も新卒採用は大切にやっていきたいと思っている

福祉の前に


(土肥)
放課後等デイサービスに勤めていた方には、
良い意味でサンFCに来た時にイメージが違うと思うんです。

福祉業界に対して感じていることを教えて頂ければと・・・

(黒川)
福祉って必要なセイフティネットでそれを必要としている方がいて、
国として必要としているサービスとしては間違いなくて、

お年寄りに対しての介護だったりがあって
障がいをお持ちの方に対しての福祉サービスがある。

僕たちはその中で子ども、小1〜高3までの子どもたちを対象にサービスを提供している訳ですけど
僕自身、福祉といった固定の考えをあまり持っていない。

その前にもっと「人」としてそもそも個性は違う訳で
世界には80億人の人がいて皆んな違う。
日本は1億2000万人を超える人がいて
大人、子どもがそれぞれいる中で
大人の理屈で型にはめようとしていることがすごく多い。

放課後等デイサービスは20年前はなかったわけで
それが出来て
出来た事で助かった人たちもいる。
こういう制度が出来ていくと
頭でっかちになってしまうことが存在する。

制度を作っている人たちも
障がいを持っている人たちに対して
こういう障がいを持っている人たちはこういうタイプだから
こういうことを周りはしないといけないみたいなものを
どんどん作っていく。

それを関わる人たちはそれを信じて学んでいってしまうというのが
偏りに繋がるんじゃないかと思う。

福祉の前に人と関わる仕事であり、人と関わる事が僕たちの仕事である。

そこに僕たちは理念を大事に
目の前の子どもたちに障がいに対して
こういうことだからこういう対応をしないととは
決めつけずに関わる事が大切で。
当然、知識も大切だし、そこから学べることもあるけど
それを知っているから全てOKということではない。

知識の通りにしたらその障がいを治せるわけではないし、
その人の人生を変えれるわけではない。

僕ら一人ひとりがどう在るかが大切。

資格があっても、その人がどういう人なのかによって
その資格が活かせるかは変わるし。

知識・情報が先行しすぎてしまうことは福祉に限らず、
どの世界でもあると思っている。

だからこそ理念を大事にしつつ、常に自分の変化・成長に矢印を向けるのが
必要だと思っている。
自分の中の当たり前ってどんどん出来ていってしまうわけで、
それを押し付けないというのは大事。

でも、知識・経験というのも全て意味があって
それを伝えていくことも大切で
それを伝えながら、自分に矢印を向けてそこからも学び続ける姿勢も大切。

これからも福祉というところを必要とする方は増えていくわけで
僕らもよく言いますが
正解はない中で、僕が正解でもないので
向き合い続けて変わっていくこともある。


福祉業界を変えるみたいなことも考えていない。
今いる中で何が出来るかの方が大切。

大きなことを考えることも大事だが、
そこに対して何か出来ないことが多い。

世の中の動きを学び、判断する事が大事だが
小さな事を考えること、常に小さい事や大きい事
どっちかに偏らない事が大切だと思う。
偏ることで視野が狭くなり、周りが見えなくなる。

日本の常識は世界の常識ではないと
世界を見させて頂く中で感じた。


常識って自分の当たり前を誰しも持っていて、それを通したくなるのは誰もがある。

カンボジアに8年住む中で、日本ではあり得ないことも日々起こるわけで、そんな中で自分の当たり前を壊してこれたと思う。

どんなことが起きてもあんまり驚かない。

色んなことがこれからも起こる、ある意味それが普通になっているかなと思う。

(梅田)
人は変えられない中で、スタッフであったり、子どもたちが常に変化し続けている様子を見続ける事ができていて日々仕事にやりがいを感じるのですが、黒川さんの中での仕事のやりがいはありますか。


(黒川)
人の成長・変化は嬉しいよね。

今まで僕は出来て来れていないことで、
なかなか感じる事ができていなかった中で、
IKOLで関わる人たちと触れる機会が多くて、子どもたちもどんどん成長していく姿を見て、人の成長がすごいなと感じることが出来て嬉しい。

やりがいみたいなものはあんまり感じていなくて、
やりがいがあるからやるみたいなものもないかな。

自分自身がやるべきこと、
自分の命・限られた時間をなにに使うか
生きる使命みたいなものがエネルギーになって

行動に移っている。


どんな人にも可能性しかないと思っている。

難しいことは出来ないけど、
僕が出来る小さなこと、仲間とともにもっと
今という時間を楽しいもの
自信につながるものに
安心できる場所を作る事ができるかなと思う。

子どもたちが生きる希望を持てるように
子どもたちに対して大人が何ができるかは大きなテーマではあるかな。

(梅田)
ありがとうございます。

続きは②へ

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

今後も様々なIKOLの様子を発信していけたらと考えています。是非noteの記事をチェックしてみてください!

IKOLイコルでは一緒に働く仲間を募集しています。

興味がある方はぜひ、下記のサイトからのご応募お待ちしております!

interviewer:株式会社IKOL広報部
writing:梅田拓弥
video creator:中山太信
















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