学力テスト、受けますか?
今日、子どもたちの学校の先生から電話があった。
「学力テスト、受けますか?」という確認の電話だ。
一昨年も、長男の担任の先生とその話をしたことがあった。「本人に確認してみますね。本人が、納得する理由があれば、受ける場合もあるかもしれませんが・・・」と先生に話した。
本人に「学力テスト、受ける?」と聞いたら、「学力テストって、何の為にやるの?」と即、返ってきた。
「う~ん、今の自分がどれくらい学校での勉強を理解しているか知る為だったり、学校全体の子どもたちの学力が、全国でどれくらいかを知って、先生たちが、今後の教え方とかを工夫したりするための参考にするんじゃないかな。」と答えた。
「ふ~ん。自分には必要ないかな。わざわざ順位とか知る必要ないんじゃない?その為に時間使いたくない。」
予想通りの回答ありがとうございます。
担任の先生には、「長男テストが何の為にあるのかを話して、受けないと言っています。」と伝えた。
今日、新2年生の二男に聞いたら、鼻歌を歌いながら「やらな~い♪」と。全く興味がない様子。テスト自体、なんであるの?と思っているようだ。
「楽しくないことは、やりたくない」二男。楽しくなっちゃうテストとか、開発する人になったら面白いのにな。
勉強は自分のためのものであって、別に誰かと比較しなくてもいいのではないかな、と私も夫も考えている。
ただ、性格やその子どものタイプによっては、テストを受け、「結果」「成果」が見えることで、やる気になる場合もあると思うので、あくまで、我が家に関していえば、である。
単なる学力テスト。されど、学力テスト。
ただ思うのは、「どうして学力テストがあるのか」を子どもたちに説明して、その上で選べたらいいなと思う。「やることになってます!」ということではなく。
自分で決めて受けるなら、受ける。
今は必要ないと思うなら、受けない。
誰のための、何のためのものか。
テストだけではなく、何か子どもに関わる事柄をすすめるとき、その当事者である子どもたちに説明し、理解してもらえるような基盤があればいいなと思う。その上で子どもたちは「自分で選択する」。
そんな空気が、家庭にも、学校にも、地域にも、世界にも流れ溢れていったらいいなと日々思っている。