漫画みたいな毎日。「自然な生き方とは、なんだろう?」
日々の暮らしの中で、私の頭の中によく浮かぶテーマがある。
それは、「自然に生きる」とか「ナチュラルな暮らし」とは、なんだろう?ということ。
昔ながらの暮らし方を取り入れること
エネルギーを無駄遣いしないこと
自然のある環境に近いことで暮らすこと
持続可能は暮らし方を意識すること
「自然な生き方」と聞いて、思い描くものは、きっと色々あると思う。
人によってその価値観も定義も、全く違うだろう。文明が発達し、科学技術が発展してきたことは、善し悪しでも、正誤でもなく、その時、その時代、必要に応じて発展し、また衰退していったのだと思う。
そして私を含め、発展を求めてきた多くの人間が存在し、今のような世界が形造られた。
その扱い方が過剰になったり、方向性がちょっと違ってしまうこともあったりして、現代の様々な問題になっているのかもしれない。
そのようなことを、幾度となく、まとまりなく、考えている。
じゃあ、自然な生き方って?
自然とは?なにを以て自然とするのだろう?
言葉の持つ意味合いを調べてみたところ、
自然とは・・・
1.人手を加えない、物のありのままの状態・成り行き
2.この世のあらゆる物の総称。
ナチュラルとは・・・
1.自然であること。天然であること。飾り気や誇張のないこと。また、そのさま。
2.音楽で、変化記号を取り消し、もとの音に戻すための♮の記号。
ここで、私がしっくり来たのが、「ナチュラルとは、音楽で、変化記号を取り消し、もとの音に戻す」という一文だ。
本来在る、元々の自分のカタチに戻っていく。
身についている余計な思考や行動パターンを削って、元の形に戻っていく。
そのカタチに戻る為に、私は生きているのかもしれない。
本来ある姿、カタチは人それぞれ。
元の場所に戻る為にいろいろ感じ、経験し、何かしら、学んでいる。その過程も、それぞれだろうと思う。
私にとって、自然な生き方とは、
私の〈もとの音〉を探す旅。
私の〈もとの音〉に出逢う旅。
人々がそれぞれの〈もとの音〉を奏で、紡がれる音楽とは、一体どのような旋律となり、世界に流れていくのだろうかと思い描く。
きっと今まで誰も聴いたことがない美しき音なのではないだろうか。
私の〈もとの音〉に戻る旅は、明日も続くのだ。