
【スマホの裏話】子供が勉強をやれない理由
はい、今日は世のお母さんのお悩みランキングぶっちぎり1位の『子供が勉強をしてくれない』という内容で書いていきます。
特に、中学生のお子様をお持ちのご家庭では本当に深刻な悩みとなっており、
スマホやゲームはどんどん進化を続け、中毒者が続出するほどに面白くなっているのでこのお悩みはさらに加速するばかり。
今日の記事では、現代の子供達のリアルを知ってもらいたい。
では、れっつごー。
◆中学生のリアル
まず、『子供が勉強をしてくれない』という言葉ですが、
これほんとにそうでしょうか?
この真相についてちょっと分析してみました。
【とある中学生の1日】
朝は6時に起きて朝練からスタート。
その後、6時間の授業を経て、本気で部活。
帰宅したら19時。お腹ペコペコ。
そして、1日中我慢していたスマホちゃんと再会(はあと)
夜ご飯とお風呂を済ますとあっという間に22時。
中学生なんで23時には就寝(希望)
以上。あれ、待って。今日勉強する隙間ありました?
ってか、学校で"6時間も"勉強して、運動もしているのですが?
そのヘロヘロ状態の私に対して、家に帰っても母からは『家でも勉強しなさい!!』って。ここは地獄ですか?
というのが、中学生の本音と実態。
『自分が中学生の時ってどうだったかなー?』と考えてみてください。
そうです。対して生活に変化はないんです。
朝練も同じ。6時間授業も同じ。放課後練も。スマホはなくとも漫画やミニ四駆などはあったので同じ。
勉強の内容もそれほど大きく変わっていないですよ。
要は、今の子もちゃんと勉強はしているんですよ。
でも、我が子よりもう少しは点数取れていませんでしたか?
何かおかしいと思いませんか?
実はこれ現代の子が抱える大きな問題の1つなんです。
◆スマホの影響
スマホのせいで集中力がなく文字が読めない子が続出しています。
いや、正確には子供だけでなく大人もそう。
現に、テレビCMだって昔は1回60秒だったのに30秒になり、今では15秒です。
60秒で流すと「他のチャンネルで面白いのしてないかな?」ってチャンネル変えられちゃうからです。
ショート動画がまさにその典型ですね。
「もっと面白い動画を!」「早く次が見たい!!」と、スマホをどんどんスクロールしているとあっと言う間に数時間経っていませんか?
これはドーパミン中毒と呼ばれ、脳が常に他の快楽を探し続け、興奮状態でないと落ち着かない状態の事を指します。
現代の多くの人間はこの状態になっています。
もちろん私も、君も、あの人も。
ただ、私はこのことを理解しているのでキチンと対策打ちながら生きていますが、果たして中学生にそんなことができるでしょうか?
できるはずがないです。
てことは、今の子供達の脳内では、そんな【ドーパミン製造装置のスマホ】と、【苦痛で面白くもない勉強】が戦っている訳です。
そこにプラスして、親からの『もっと勉強しなさい!!』
きつい。。。
今、私は子供たちに対して教育を提供していますが、実はまず、大人に対してこういった知識を教育して、家庭内の接し方・考え方から変化させていく必要があるのではないか?と思っています。
そのくらいに我々が学生だった頃の世界と今の状況は違っています。
◆成績が上がらない理由
結論が遅くなりましたが、今の子が毎日6時間も授業を受けて成績が上がらない理由は、学校の授業を50分間ちゃんと聞けている子が少ないからだと思っています。
今までの話をご理解いただけている方はホーって感じだと思います。
そうです、現代の子の集中力と昔ながらの50分授業はアンマッチすぎる。
絶対、25分授業を12時間目までやったほうが良い。
授業を50分聞けていないので6時間の授業を受けても、座って受けただけになっていて、授業に参加していたのはその半分以下でしょう。
これが授業を受けているのに成績が上がらない真の理由です。
子供は何も悪くない。
ちゃんと部活もやって、6時間授業受けて、宿題もやってる。
でも、成績が悪くてお母さんに怒られちゃう子をたくさん見てきました。
果たして、これって子供だけの責任でしょうか?
◆まとめ
ちょっと話が散らかりました。
まとめると、
・スマホの影響で世界中の人間の集中力が低下している
・学生はそんな中で集中して勉強しないといけない状況
・親や大人がもっと"今の子"を理解して、やれることがある
って話でした。
個人的には、スマホを子供に初めて持たせる瞬間←ここがその子の人生を左右するといっても過言ではないと思っています。
スマホのルール決めや、大人側でのスマホ機能の理解が非常に重要。
特に、スクリーンタイム機能を利用していないご家庭が多すぎる。
最初にサバンナに放ったライオンを後で柵の中に入れるのは暴れて大変。
だから、最初から決まった規制(柵)をかけておかないといけない。
それは親が学んで、子供と話し合いをしてご家庭で決める必要がある。
子供のことを愛しているなら、子供がイヤイヤ言っても柵にいれてあげてほしい。
実は私このあたりのスマホ機能に関してとても詳しいので、今度スマホセミナーでもしようかしらと思っているところ。
今日はここまで!
ありがとうございました!!