![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103912252/rectangle_large_type_2_46ef07872e9f69689b23d61c166a3e03.png?width=1200)
つけ麺の完食タイムチャレンジ「六厘舎」編
今日のnoteは僕にしては珍しく、2000文字をオーバーしております。お時間があるときに読んでいただけると幸いです。
こんばんは。バムです。
これは昔、飛行機の搭乗時間まで1時間ほど余裕があり、つけ麺を食べに行った時のお話です。
成田空港でご飯を食べても良かったのですが、なんとなく空港以外で食事がしたかった気分。
この時、電車の乗り換えで一度、押上で降りなければいけませんでした。押上といえばスカイツリーがある場所ですね。ここならおいしいラーメン屋さんがありそうだなと探してみることに。
見つかったのはソラマチ(スカイツリーの下にある商業施設)にあるラーメン店、六厘舎(ろくりんしゃ)。
検索したら出てきたおいしそうなラーメン屋です。
僕はラーメンの種類でいうと、魚介ベースのつけ麺が一番好きなので、六厘舎を見つけた瞬間、行くのはこの場所一択でしたね。(申し訳ないのですが、つけ麺がラーメンか問題に関しては僕が関与する部分ではございません。)
到着した時間は10時前。ソラマチが10時オープンなので、ソラマチがオープンするギリギリ前ですね。
飛行機との兼ね合いで、僕がソラマチで許された滞在時間は約1時間。11時過ぎに出発する成田空港に行くアクセス特急に絶対に乗る必要がありました。
もし乗り遅れた場合、飛行機は僕という存在をなかったことにし、大空へ羽ばたいていってしまいます。それはまずい。なんせ予約を取った飛行機はLCC。キャンセル手数料は全額です。
まあ、20代男性を務めております僕からすれば、1時間もあればラーメン1杯完食など余裕でございます。
というわけで意気揚々と六厘舎がある6階の飲食店フロアに突撃します。
さすがに午前10時過ぎの時間かつ、この日は平日だったこともあり、飲食店フロアは静かなものです。
目的地の六厘舎に向かいます。
はい皆さんお気づきですね。店についたわかったこと、それは6階の飲食店の営業開始時刻は11時という事。
なんでだよ。ソラマチは10時オープンじゃないかよ。これじゃ電車に間に合わないよ~。
だがしかし、まだ神は僕を見放してはいませんでした。
なんと、なんと!六厘舎は10時30分オープン!
頑張ればつけ麺、食べられるぞ。
正直、せっかくここまで来たので食べたい。でもはたして30分で注文から完食、そしてホームに移動までを完遂することはできるのか?
ヒューマンスーパーコンピューター「僕の脳みそ」を使って必死に計算します。
今から上野の店舗に行って、そこからスカイライナーに乗ったほうが安全ではないか?いや、やっぱり間に合わないかもしれないからやめておくべきか?六厘舎の平均滞在時間は?等々考えます。
そして、知略を振り絞り1つの結論をだしました。「まあ、いけるっしょ♪」
思考の放棄です。とりあえず一番に入店しないとまずいので、オープン15分前から列に並んでおきます。
平日の朝、ラーメン屋に並んでおかなくても誰も来ないとは思っていたのですが、以外や以外。僕の後ろに4人程、オープン待ちをしている方が来ました。
並んでおいてよかったぜ。
並んでいる間は、どれを食べようかなとのんきにメニューを眺めている僕。果たして彼は時間に余裕がないことを分かっているのでしょうか?
そしてピッタリ10時30分。六厘舎が開店しました。
待ちに待った開店時間です。速攻で券売機のボタンを押します。
余談ですが、ここの券売機は交通系の電子マネーが使えます。嬉しいね。
特製つけ麺を注文。注文ができて一安心と思いきやここで誤算。つけ麺は麺が太いので、ゆで時間に10分程度の時間を有するそうです。
あ…ただでさえ、時間ないのに…
移動時間を考慮すると15分以内に完食しないと飛行機に置いて行かれてしまいます。
今、こうして文章にすると余裕があるように感じますが、つけ麺が来るまでの待ち時間、僕は割と絶望していました。
麺が茹で上がったと思ったら僕の後に来たおじさんが注文した普通のラーメン。
どうして時間がないのにつけ麺にしたんだ、僕。
この時ばかりはつけ麺が好きな自分のことを恨みました。
まあ、つけ麺の麺をゆでるのに時間がかかることを忘れていた僕が悪いのです。(というかそもそも普通の人は、時間を気にしてラーメン食べない)
つけ麺を一度も食べたことがない方のために説明しますと、基本的につけ麺は普通のラーメンよりも麵が太い場合が多いです。麵が太いということはその分、麵の湯で時間も長くなるというわけですね。
長い長い時間のようにも感じましたが、10分後にはちゃんとつけ麺、来ました。
まず一安心。そして一息つく暇もなくスープを飲みます。(もちろんスマホで写真を撮る余裕などは1ミリもない)
オイシイ。
麺をつけて食べます。おいしい。
さすが有名店なだけあり、今まで食べたつけ麺の中でもトップレベルにおいしいです。
味わったところで、僕に残された時間はあとわずか。ひたすら食べます。
必死に食べ続けた結果、10分程度で完食。ラーメンが先に到着したおじさんよりも早く完食です。
そして余裕を持って電車に間に合うことができました。
確かに美味しかった六厘舎のつけ麺。しかし、3口目以降は電車の時間の事dで頭いっぱい。味を楽しむ余裕はありませんでした。悲しい。
そして詰め込んで食べたせいで具体的にどう美味しかったのか?みたいな部分はキレイに記憶から消えました。
読者の皆様にこのつけ麺のおいしさが伝えられなくて申し訳ないです。
ここで皆さんにお伝えする大切なこととしては、時間がないときはつけ麺を選択するな!あいつは麺をゆでるのに時間がかかるから最悪だぞ!ということです。
スープ割とかしたかったのに、時間がなくてできませんでした。今度行ったときはちゃんと味わって食べたいです…
ちなみにタイトルに六厘舎「編」と書いておりますが、もう二度と「つけ麺の完食タイムチャレンジ」はやりません。やりたくないです。